QDT 2018年6月号
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座談会 Aki Yoshidaに聞く! セラミックワークの「勘」どころ(後)上顎左側中切歯のスクリュー固定式のインプラント上部構造(蛭﨑)図1 シェード写真。図3 口腔内セット直後。歯頚部立ち上がり付近の馴染みに少し違和感を覚えた(症例提供:水上歯科クリニック/水上哲也先生)。図2 Keynote(Apple)を用いてシェードの比較を行った(本法は湯浅直人先生〔大谷歯科クリニック〕から教わったもの)。思います。ですが、臨床ではそうはいかない場合もあるかと思います。このケースに関しても、立ち上がりの形態は決まっていませんでした。ですから、どちらに転んでも良いように、足りなかったら足せるようにという意図も込めて、オペーシャスボディを少し厚めに築盛していきました。 結果として歯頚部が暗くなってしまったのですが、築盛したオペーシャスボディの明度が低かったのか、または厚みが足りなかったのか、自分ではその答えが見つからないでいます。A1A1A2A2A3A371QDT Vol.43/2018 June page 0921

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