QDT 2018年9月豪
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 予知性の高い包括的歯科治療を行うためには、顎顔面を分析し、大きな枠の中の咬合を捉え、徐々に視野を細部に移していくことが必要となる(図1)。その情報を基に最終ゴールを目指したワックスアップを行い、その形態をプロビジョナルレストレーションに反映させ、口腔内でトライアルセラピーを行う。この治安全なジルコニアセラミック修復を目指して─マテリアルの変遷・進化とその臨床(後編)─1.包括的歯科治療とジルコニアフレームワーク 先月号では、ジルコニアクラウンの特性を生かした支台歯形成を中心に執筆させていただいた。後編では、製作されたプロビジョナルレストレーションをどのようにジルコニアフレームを用いたファイナルレストレーションに移行させるのかを説明させていただく。はじめに

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