QDT 2018年9月豪
7/8

 5月号(第1回)および6月号(第2回)にて、歯肉審美の基準を満たす補綴装置の調和方法について述べて 審美修復治療において、歯冠・歯肉それぞれの審美要件を確実に向上させるためにはプロビジョナルレきたが、今回はプロビジョナルレストレーションの活用と、歯間乳頭への対応について触れてみたい。ストレーションの活用とその考察が欠かせない1,2。そして歯肉審美の獲得には、①生物学的幅径、②はじめに6.プロビジョナルレストレーションの役割都築優治Ray Dental Labor京都府京都市山科区竹鼻竹ノ街道町18-8 エリッツ山科ビル3F第3回 プロビジョナルレストレーションと ファイナルレストレーション連載歯肉審美に配慮した審美修復治療SPEAKER’S ARTICLEBホール10/6(SAT)午前Q‌D‌T第8回 日本国際歯科大会2018図1 支台歯形成における歯冠審美獲得への配慮点。図2 支台歯形成における歯肉審美獲得への配慮点。1.生物学的幅径2.Dentogingival Complex(歯-歯肉-歯槽骨の解剖学的関係)3.バイオタイプ(歯肉-骨-付着繊維などのボリューム)4.歯肉の炎症5.フィニッシュラインの設定位置6.Gingival Framework(歯肉縁の位置と形態の連続性)7.歯間乳頭の状態と歯根間距離8.変色歯の歯肉色への影響etc.1.臨床歯冠形態と排列2.歯軸3.審美再現に必要な削除量4.Incisal Framework(切縁ラインの連続性)5.目標歯の色調設定(歯頚部の明度や切縁の透明層の設定)6.修復材料7.支台歯の変色8.メタルコアの有無とその範囲etc.150QDT Vol.43/2018 September page 1506

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る