QDT 2018年11月号
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 口腔内スキャナの医療機器クラスⅡが認可されたことにより、各メーカーが口腔内スキャナの販売を本格化させてきている。その注目度は日に日に高まってきており、業界紙などで情報を見かける機会も増えてきた。現状では口腔内スキャナによる臨床に多少の不安があったとしても、遅かれ早かれ、今後保険診療も含めた大部分のケースが従来の印象から口腔内スキャナでのスキャンに変わることは間違いないであろう。 弊社は小規模なラボであるが、そのような事態になった後でもこれまでと同様の受注を可能にするための環境を事前に整えておく必要があると考えている。今回は、受注する側であるラボの視点から、歯科医院が口腔内スキャナを導入後にどのようにラボの仕事が変わるのか、そのメリットやデメリットを交えて紹介できればと考えている。受注側から見た口腔内スキャナの現状坂上大吾ディタ千葉県船橋市坪井東1-22-10Feature article #2

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