QDT 2019年11月号
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99第8回(最終回) インプラント補綴における考え方はすべて変わらない図1a~c ₆の根管中隔のパーフォレーションと歯根破折により抜歯即時埋入を行う。図2a~c 抜歯後の頬側歯槽骨の吸収を見越した位置にインプラントをポジショニングする。初期固定を獲得するため、中央近心寄りにインプラントをポジショニングしている。前歯部と同じく、インプラント埋入後は閉鎖創にはしない。ISQ(Implant Stability Quotient:インプラント安定指数)などの客観的評価を行い、即時プロビジョナリゼーションにて対応している。図3a~e 前歯部の抜歯即時埋入と同じく、1mmアンダー理論のプロビジョナルレストレーションで軟組織を治癒させる。重要なのはプロビジョナルレストレーションによる歯肉縁の位置の決定であり、そこからプラットフォームまではある程度極端なS-shape proleで仕上げる。Post-Op 1dayPost-Op 1weekPost-Op 8weeksaaabbbdccceQDT Vol.44/2019 November page 1759

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