QDT 2020年5月号
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34Feature article #1座談会接着の疑問を研究者に聞く!臨床で気になるあれこれ(後編)*1歯科医師・ナディアパークデンタルセンター愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパークビジネスセンタービル8階*2歯科医師・大阪大学歯学部附属病院 口腔補綴科 講師大阪府吹田市山田丘1-8*3歯科医師・いいだ歯科医院愛知県名古屋市北区萩野通2-10-1*4歯科医師・Y'sデンタルクリニック愛知県名古屋市中区錦3-24-12 玉水ビル5階*5歯科技工士・Innite Dental Laboratory愛知県名古屋市昭和区紅梅町1-1飯田吉郎*1Yoshiro Iida峯 篤史*2Atsushi Mine飯田真也*3Shinya Iida木雄一朗*4Yuichiro Yoshiki山北耕治*5Koji Yamakita4.レジン支台築造法に関する疑問あれこれ3Aホール午後10/18(日)講演者論文3Dホール午後10/17(土)講演者論文4−1)支台築造、ポストは必要? それとも不要? 飯田(吉郎):それでは、支台築造の話題に移りたいと思います。まず、保険診療にもファイバーポストが適用されるようになってからしばらく経ちますが、「ポストは必要なのかどうか?」という質問が手元に来ています。峯:ポストのあり/なしは間接的に接着に影響してきます! まず多くの歯科医師に納得していただけることは、「残存歯質が多い場合はポスト不要」ということです。歯冠部歯質が多く残っている場合、たとえば全周の歯質が完全に残っている場合はレジン充填処置で十分ということで議論の余地はないと考えます。 次に、「では3壁のときは? 2壁のときは?」「さらに壁の歯質が薄い時は? そもそも壁の高さは何QDT Vol.45/2020 May page 0602

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