QDT2021年1月号
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24Feature Article #1高橋:この企画では、私がこれまでに「QDT」誌上やクインテッセンス出版主催の「日本国際歯科大会」などで提示してきた症例を、ともに携わっていただいた歯科医師の先生方とともに振り返ることで、歯科医師、歯科技工士それぞれの役割、また症例が長期にわたって安定するためにはどのような要素が必要なのか、といったことについて考えていければと思っています。 どのような症例でお話を進めていくか考えたのですが、成功例ばかり示していてもそれだけの話になってしまいますし、かといって失敗例ばかり提示しても失敗ばかりに思われてしまいそうですし、ともあれ、私個人として過去に誌面や講演などで症例を紹介させていただいた経緯から思い入れが深く、当時はある一定の完成度をもって補綴治療を終了した症例の予後経過を、たいへん恥ずかしながらではありますが紹介させていただきます。イントロダクション新春座談会担当歯科技工士とともに語る補綴治療の長期予後(前編:5症例提示編)(※収録は2020年10月、感染予防に配慮してリモートで行いました)─チームワークによって何が得られたか─*1歯科医師・日高歯科クリニック神奈川県川崎市幸区新塚越201ルリエ新川崎3F*2歯科医師・加部歯科医院東京都千代田区九段北1-2-1 九段中央ビル2F*3歯科技工士・Dental Laboratory Smile Exchange神奈川県川崎市多摩区菅4丁目3-32 ベルヴィル 302日髙豊彦*1Toyohiko Hidaka加部聡一*2Soichi Kabe高橋 健*3Ken TakahashiQDT Vol.46/2021 January page 0024

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