QDT2021年3月号
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リレー連載QDT Movie Series 2021ムービーとインスツルメントで見る「あの先生のテクニック」46QDT Movie Series 2021 ムービーとインスツルメントで見る「あの先生のテクニック」はじめにCR直接修復の適応と強度・審美的限界 2021年現在、接着技術の向上にともない歯牙を極力削らない修復治療が脚光を浴びている。コンポジットレジン修復、ラミネートベニア修復など、エナメル質を温存できる修復治療は接着のみならず、歯髄刺激の軽減、歯質温存の観点からしても、恩恵は大きなものとなる。 しかしながら、上記の治療はその特性を理解してい 冒頭で述べたとおり、筆者の臨床も歯科材料の進化にともない、極力歯質を残す手技を心がけるようになってきている。 その代表ともいえる治療がコンポジットレジン(以ないと意図しない問題に直面してしまうこともあるであろう。本稿では、筆者が実際に手がけたラミネートベニアの症例を通して、直面した問題点その打開策を画像や動画を通して解説させていただく。 その中でも、本号で示す前半(3月号)はラミネートベニアの支台歯形成、後半(4月号)はそのセメンテーションに焦点を当てていきたい。下、CR)直接修復であろう。CR直接修復は、もっとも歯質を損なわない修復技術であり、ミニマルインターベンション時代になくてはならないものであろう。この分野では毎年のように新しいマテリアルが開第3回ラミネートベニアの支台歯形成今回は、グロスプレパレーションから印象まで、動画8本で解説!内山徹哉 Tetsuya Uchiyama歯科医師・内山歯科クリニック東京都港区南青山2-7-27フォレストサイドビル 2Fスマートフォンアプリ「QuintMobile」対応!※初めてご利用の方は45ページをごらんください。QDT Vol.46/2021 March page 0330

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