ザ・クインテッセンス7月
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特別座談会 いま,いま,ホワイトニングがが熱熱いい51いま,いま,ホワイトニングがが熱熱いい健康志向で広がるさまざまな患者ニーズを臨床に活かそう特別座談会企画趣旨 少子超高齢社会のなか,患者の生涯にわたる健康を担う一翼として歯科医療の役割はますます高まっている.そして,どんな治療においてもそれが予防ベースか,MIかということが問われるようになってきた.そのようななか,以前は審美のイメージしかなかったホワイトニングは患者のQOL向上へと大きな役割を果たすようになってきており,実際にはどのように変貌を遂げているのであろうか.もちろん,審美的な側面からホワイトニングを望む患者は多いし,それに対応することも不可欠である.しかし,そればかりではなく,患者のコンプレックスを消し去る,患者自身がワンランクアップしたという思いが生まれる,初めて人前で笑えたなど,QOLの向上に大きく貢献している.このように,歯科医師サイドの価値観でなく,患者サイドの価値観を満足させることが不可欠なのだ. 小児~高齢者までそれぞれの価値観でホワイトニングを希望する患者が訪れるベッドタウンで開業する須崎先生,従来からホワイトニングを臨床応用し,ときには究極の審美を求める患者さんにも対応する北原先生それぞれの立場から,自身の日常臨床をもとにご発言いただいた.Nobuya Kitahara × Akira SuzakiNobuya Kitahara × Akira Suzaki[出席者]須崎 明北原信也the Quintessence. Vol.31 No.7/2012̶1455

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