ザ・クインテッセンス8月
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色合わせ後編:難易度別に学ぶ築盛の実際用いている.症例がどの分類に当てはまるかがわかれば,おのずと使用するテクニックが決まり,非常に臨床的だからである.後編の執筆にあたっては,よくある平均的な症例だけではなく,バリエーションに富んだ臨床例を示し詳細な解説することを心がけた.参考になる症例があれば幸いである.素の最後のハードルを乗り越えていきたい. さて,CR修復を行う前に重要なのが「難易度を見抜くこと」である.術前・術後に劇的な変化がある症例が意外に簡単な症例であったり,その逆もある.窩洞外形に基づく分類は必ずしも難易度と一致しないため,筆者は「使用する色の数による分類」を難しい中等度2色以上マルチレイヤーテクニック109the Quintessence. Vol.33 No.8/2014—1707

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