ザ・クインテッセンス2015年9月
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Minimal Tooth MovementPart 2 すでに,矯正専門医のみならず,一般開業医においても小矯正・限局矯正,すなわちLOT(Limited Orthodontic Treatment),MTM(Minor Tooth Movement)は治療手技のひとつとして,市民権を得るに至っている.その背景には,歯周病が生活習慣病としてとらえられるようになり,診療所においての歯周治療の位置づけが高まっていることがあげられる.つまり,歯周環境の整備といった観点からの歯牙移動,さらには補綴前処置としての歯牙移動が必須のものとなったわけである. 『Minimal Tooth Movement』が発刊されて早12年経過した.発刊当時との臨床事情の変化もあり,新しく追補する事項も増えてきた.そこで,本号では『MTM Part2』として,大きな新規事項の1つであるTADsに焦点を当て,寄稿いただいた. (編集部)46the Quintessence. Vol.34 No.9/2015—1842FEATURE特 集 1

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