ザ・クインテッセンス 2018年2月号
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問題1問題4問題2臼歯ポンティック部と粘膜部の間隙による清掃不良!問題3安定しないRPD装着による顎堤吸収!骨幅の狭幅化による,理想的位置へのインプラント埋入困難!中切歯部の骨吸収による審美的問題!抜歯窩の解剖と創傷治癒および歯槽堤保存術に関する理解を得て,これらの問題を解決しよう!47the Quintessence. Vol.37 No.2/2018—0305図2a ブリッジ装着から3年後,ポンティック基底部と粘膜の間に隙間ができ,ブラッシング困難になった症例.図2b ₁抜歯後にRPDを装着していたが,継時的な抜歯後骨吸収で審美的問題を生じ,来院した症例(写真提供:Nobuhiko Inagaki, DDS).図2c ₁抜歯後にブリッジを装着していたが,継時的な抜歯後骨吸収で審美的問題を生じ,来院した症例.図3 16年前に複数歯を抜歯した後,RPDを装着していたが,義歯が安定せず,著名な骨吸収が起こった症例.図4a~c 抜歯後骨吸収が起こり,水平的骨幅が狭くなったことから,理想的な位置へのインプラント埋入が困難になった症例.図5 インプラント埋入が頬側に寄り,不適切な埋入位置になったことでインプラント周囲軟組織欠損が起こった症例.患者は審美的不満を訴え来院した(写真提供:John Chen, DDS).抜歯窩の自然治癒による種々の問題図4a図4b図4c図5

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