ザ・クインテッセンス 2019年5月号
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臨床解剖診断・治療のためのGPが知っておきたい連載(全12回)97the Quintessence. Vol.38 No.5/2019—1037 前回(第4回)は下顎管の正常解剖・バリエーションに焦点を絞って解説を行った.第5回の今回は,伝達麻酔や歯性感染症の理解に必須である翼突下顎隙に焦点を当て解説を行っていく.舌神経と下歯槽神経の位置関係や太さ,下顎孔伝達麻酔を行ううえで重要なランドマーク,具体的な手技にも踏み込んでいきたい.岩永 譲Seattle Science Foundation連絡先:550 17th Avenue, Suite 600, Seattle, WA 98122, USA伝達麻酔と隙の理解のための解剖:翼突下顎隙・臼後部第5回はじめに■■翼突下顎隙とは何かを知る■■下顎孔伝達麻酔のテクニック・合併症・麻酔範囲を見直す■■翼突下顎隙と炎症の波及を理解する第5回を読み解くJoe Iwanaga

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