ザ・クインテッセンス 2019年11月号
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生物学的アバットメントとクラウン  インプラント治療におけ  アバットメント 辺縁歯肉のマネ はじめに 現在のインプラント治療は,全部欠損および部分欠損に対する補綴治療において非常に予知性の高い治療方法になっている.オッセオインテグレーションに関する問題は,マクロそしてミクロにおけるインプラントデザインの進化により解決したといっていいだろう.昨今のインプラント治療における大きな課題は,インプラントを健康的で安定した厚い辺縁歯肉でサポートし(図1),天然歯とより調和したインプラント補綴を行うことである.特 集 3The Abutment Design and the Soft Tissue Management in Implant Prosthesis:The Biological Abutment and Crown Contourキーワード:インプラント,アバットメントの形態,辺縁歯肉,豊隆*イタリア・ロンバルディア州ミラノ開業 Scutella & Partners*1米国・マサチューセッツ州ボストン開業 Dental Partners of Boston代表連絡先:*Via G Frua, 18 20146, Milano, ItalyFabio Scutellà*/Kumiko Kamachi*196the Quintessence. Vol.38 No.11/2019—2392

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