ザ・クインテッセンス 2020年6月号
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切開線!どこにどう入れる?137the Quintessence. Vol.39 No.6/2020—1427第6回 FGF2製剤の特性を応用した歯周治療のアプローチリレー連載福岡県開業 水上歯科クリニック連絡先:〒811‐3217 福岡県福津市中央5‐1‐2企画監修:水上哲也執筆:池上龍朗はじめに 近年の歯科材料の新たな登場とその発展は,たとえばジルコニアの登場やIOS(Intra Oral Scanner;口腔内スキャナ)を含むCAD/CAM技術の発展のように,歯科臨床に大きな変化と恩恵をもたらす. 歯周治療の分野においても,歯周組織再生剤であるリグロス(科研製薬)が新たに登場し,再生の選択肢が広がっている. 今回は,従来とは異なるリグロスの特性を応用したアプローチから,歯周外科brush-upの可能性を考察してみたい.【企画趣旨】 歯周外科治療におけるフラップデザインは,各臨床家のもつ治療コンセプトに基づき,患者個々の口腔内の状況に応じて設定されるべきものといわれる. 本企画では,個々の臨床状況下において,切開線をいかに設定するかをメインテーマとし,その根拠ならびにその後の術式までを,斯界の気鋭臨床家にご解説いただく.福岡県開業 富山歯科クリニック連絡先:〒805‐0041 福岡県北九州市八幡東区祝町2‐13‐123Aホール午後10/18(日)講演者論文3Dホール午後10/18(日)講演者論文

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