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赤血球数計算法

【読み】
せっけっきゅうすうけいさんほう
【英語】
red blood cell counting
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【定義】赤血球は無核の特殊な細胞で血液有形成分の主要な部分を占める。
【検査法】
1)採血。
2)101までの目盛のメランジュールで0.5の目盛まで血液を吸い、ただちに希釈液(ハイエム液)を101まで吸う。
3)メランジュールを約30秒間(約100回)強力に振る。
4)計算板(Burker-Turk)を清拭し、カバーガラスを載せ、Newton輪を作る。
5)メランジュールの内容の1滴を計算器に入れ、2~3分水平に静置して鏡検する。
【正常値】
男子:475(420~530)×104mm3
女子:420(380~490)×104mm3
【結果・評価】赤血球算定用の計算板にはThoma-Zeiss、Burrke型、Neubauer型があるが通常Burker-Turk型を使用する。
現在は赤血球の算定は視算法より、自動血球計数器で行われている。