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「新たな感染症を踏まえた歯科診療の指針」(第1版)を発表

2020年9月号掲載

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「新たな感染症を踏まえた歯科診療の指針」(第1版)を発表

日本歯科医師会

 8月11日(火)、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)は、「新たな感染症を踏まえた歯科診療の指針」の第1版を日歯ホームページに掲載した。

 本指針は、新型コロナウイルス感染症に対応するため、堀会長を座長としたタスクチームで議論され、小林隆太郎氏(日本歯科医学会連合専務理事)、今井健一氏(日本大学歯学部教授)の全面的な協力を得て、柳川忠廣副会長を中心に新しい歯科医療体系を整理するステップとして取りまとめたもの。感染症の基本知識をはじめ、新型コロナウイルスの基本知識、歯科医療機関における感染予防策、マスクに関する情報などが収載されている。

 なお、本指針は現時点の情報を基に作成したもので、新型コロナウイルス感染拡大の状況など必要に応じて版を重ねていく予定とのこと。以下にタスクチームのメンバーを示す。
座長:堀 憲郎(日本歯科医師会会長)/委員:今井健一(日本大学歯学部細菌学講座教授)、尾松素樹(日本歯科医師会常務理事)、小林隆太郎(日本歯科医学会連合専務理事、日本歯科大学生命歯学部教授)、瀬古口精良(日本歯科医師会専務理事)、恒石美登里(日本歯科総合研究機構主任研究員)、蓮池芳浩(日本歯科医師会常務理事)、三井博晶(日本歯科医師会常務理事)、柳川忠廣(日本歯科医師会副会長)、山口武之(日本歯科医師会理事)/オブザーバー:厚生労働省医政局歯科保健課
(50音順、敬称略)