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新型コロナ対策における歯科の重要性を発信

2020年10月号掲載

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新型コロナ対策における歯科の重要性を発信

日本歯科医師会

流行状態およびむし歯・歯周病リスク別の予防的歯科診療推奨レベルの目安(日歯資料より)。
流行状態およびむし歯・歯周病リスク別の予防的歯科診療推奨レベルの目安(日歯資料より)。
 9月4日(金)、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)は、「新型コロナウイルスなど感染症対策における歯科の重要性」に関する国民向けの情報の第3弾として、小川祐司氏(新潟大学大学院医歯学総合研究科予防歯科学教授)が執筆・監修した「ウィズ新型コロナウイルス感染症における『予防的歯科診療』」を日歯ホームページに掲載した。

 本内容は、定期健診などの長期にわたる中断はむし歯や歯周病の悪化を招き、新型コロナウイルス感染時の重症化に関連するとされ、生活習慣病のリスク因子にも影響を与えて健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、次の流行期が来るまでの流行間期に歯科を受診することを推奨している。

 特に、高齢者や基礎疾患がある方で新型コロナウイルス感染のリスクが高い場合、かかりつけ歯科医が受診にかかわる判断をするので、まずは、かかりつけ歯科医への相談を呼びかけている。

日歯ホームページ関連ページはこちら(https://www.jda.or.jp/corona/Preventive-dental-practice.html