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第50回学術大会、オンデマンド配信で開催

2020年11月号掲載

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学会 2020年11月号掲載

第50回学術大会、オンデマンド配信で開催

(公社)日本口腔インプラント学会

約6,000名が参加する盛会となった。
約6,000名が参加する盛会となった。
 9月19日(土)から25日(金)まで、第50回 公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会(井汲憲治大会長、宮﨑 隆理事長)が「インプラント治療―これまでの50年、これからの50年―」をテーマに、新型コロナウイルス感染対策の観点からオンデマンドで配信され、約6,000名が参加した。今年度の関東・甲信越、東北・北海道、中部、近畿・北陸、中国・四国、九州の各支部大会は単独開催が中止され、本大会との併催となった。

 前回大会の「福岡宣言」に続き、本大会では理事長講演にて宮﨑理事長(昭和大学統括研究推進センター)により、学会員がプライドをもって学会活動に参加し、学会の歯科界・社会におけるプレゼンスを確立することで、会員の総力を挙げて国民の健康増進・健康寿命の延伸に貢献することを目指す「2020年宣言」が出された。

 講演、シンポジウム、他学会とのジョイントシンポジウム、企画公演、委員会セミナー、教育講座、一般口演、ポスター発表などプログラムは多岐にわたり、インプラントの咬合や外科処置、炎症と力のコントロールなどのインプラント治療の基本的な内容が集約されたセッション「Back To The Basics」や、光触媒、iPS細胞、AIによる医療革命、新型コロナウイルスなどの最新のトピックスが語られた特別講演、特別シンポジウムに、本会のテーマである“これまで”と“これから”が表れているように感じられた。

 なお次回は、きたる2021年10月22日(金)から24日(日)、広島国際会議場(広島県)ほかにて開催予定。