トピックス

アライナー矯正治療の現在地、白熱した議論が展開

2021年1月号掲載

関連キーワード:

社会 2021年1月号掲載

アライナー矯正治療の現在地、白熱した議論が展開

日本アライナー矯正歯科研究会

大会長を務めた尾島賢治氏(写真右)。
大会長を務めた尾島賢治氏(写真右)。
 2020年12月6日(日)、セントラルパークタワーラトゥール新宿(東京都)において、日本アライナー矯正歯科研究会(JAAO)による第7回日本アライナー矯正歯科研究会(尾島賢治大会長)が、「アライナー矯正治療のインターディシプリナリー」をテーマに、オンラインのセミナーとして開催された。

 尾島大会長(東京都開業)による挨拶後、尾島大会長、甘利佳之氏、荒井昌海氏(ともに東京都開業)、Yau Yi Kwong氏(台湾)、Ravi Nanda氏(コネチカット大学歯学部)、Narandr Chevangkul氏(タイ開業)、菅原準二氏(宮城県勤務)、勝山英明氏(神奈川県開業)、築山鉄平氏(福岡県開業)、渡辺仁資氏(東京都勤務)、五十嵐祐二氏(東京都開業)、長尾龍典氏(京都府開業)による講演が行われた。

 各講演の間には、会場と演者らによるオンラインディスカッションが展開された。午前の部のディスカッションでは、進行役を務めた尾島大会長、山㟢長郎氏(東京都開業)と演者の甘利氏、荒井氏が参加。クリアコレクト(ストローマン・ジャパン社)、シュアスマイル(デンツプライシロナ社)、そしてインビザライン(インビザラインジャパン社)におけるデジタルソリューションの特徴などについて対談した。

 午後の部では尾島大会長の進行により甘利氏、五十嵐氏、築山氏、長尾氏によるディスカッションが行われ、アライナーとマルチブラケットの治療の違いや、アライナー矯正の治療ノウハウについて意見交換がなされ、盛会となった。