東京2020大会の歯科医療アドバイザー
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2020年3月号掲載
日本の歯科のプレゼンスを世界に示すことができる絶好の機会 1964年以来56年ぶり2回目となる東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)が、きたる7月下旬から9月上旬にわたり約2か月間開催される。本欄では、同大会医療アドバイザーを務める近藤尚知氏(岩手医科大学歯学部教授)に、歯科に求められる対応やその取り組みについてうかがった。近藤:私は約20年にわたって日本オリンピック委員会の医学サポート部門員を務めてきました。2016年8月に行われたリオデジャネイロオリンピック大会では実際に視察...