私のはじめての1本[Scene2] 1例目からブレードインプラントの臨床の姿を学ばされた
特集
2022年10月号掲載
最初の1本のきっかけ 本誌編集部から表記テーマの執筆依頼である。その目的は、自身の手で初めてインプラントを埋入した“はじめての1本”について、当時の心境や自身の技術レベル、インプラントを取り巻く環境など、現在との比較を交えて、若手歯科医師をメインの読者層と想定、対象としてインプラント治療を正しく啓蒙することとある。ン? 啓蒙? 無知な人間を目覚めさせる? そして教え導く? しかもエッセイ風に書けと。これは手強い。書ける筈がないことを、まずお断りしておきたい。 ...