新聞クイント2010年11月(お試し版)
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2010年11月10日(水) 第179号1〈発行所〉〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目2番6号 クイントハウスビルTEL : 03-5842-2270(大代表)新聞クイント編集部 TEL : 03-5842-2280 FAX : 03-5800-7597 E-mail : news-q@quint-j.co.jp〈購読料〉1部210円(税込) ※新聞クイントの速配のご希望を承ります。 年間購読料:2,520円(税込・送料別)QUINT新聞新聞新聞201011毎月1回10日発行第179号平成22年11月10日「開業医としての目線、働く女性としての視点、母親としての心を忘れずに歯科界の代弁者として働きたい」西村まさみ民主党参議院議員、歯科医師2http://www.quint-j.co.jp/歯科のコミュニケーションサイトクインテッセンス出版の書籍・雑誌は、「歯学書.COM」にてご購入いただけます。歯学書ドットコム モバイル版はこちらのQRコードよりアクセスしてください→23 ニュース日歯連盟、参院選の最終取りまとめは年内に/日歯、大規模災害時の行動フロー示す/日技、第93回代議員会・歯科技工士法制定ならびに日技創立55周年記念大会を開催/第40回日本口腔インプラント学会・学術大会開催/臨床ゲノム医療研究会、第2回「ゲノムドクター&キャスター」セミナーを開催4 トピックス国民に信頼される「審査支払機関」のあり方とは?45910 連載世界市場に挑むYe歯科の企業戦略(第4回)/MY TURNING POINT/Q&Aでわかる「こんなときどうする?!」/勉強会UP TO DATE/1分間コラム11 著者が語る今月の一冊 十河厚志若手歯科医師・技工士のための インプラント補綴・技工 超入門̶診査・診断から上部構造装着までのステップバイステップ ̶ 日本の政治は、戦後から続いた自民党から民主党に政権交代となり、大きな変革期を迎えた。しかし、その民主党政権となって1年も経たずに鳩山首相から菅首相に代わり、先般その菅首相と小沢元幹事長が党内を二分する代表選挙が行われた。結果は菅首相続投となったが、しばらくは不安定な政治状況が続くというのが一般的な予測である。その要因は、ねじれ国会と敗れたとはいえ民主党内に大きな力を有する小沢元幹事長の存在が挙げられる。 一方、歯科界おいても政権交代によって政治的対応に苦慮する連続となった。参議院選挙では、結果的には政権与党である民主党から西村まさみ議員が誕生し、歯科界にプラスとなった。しかし、昨年の総選挙前に当時の麻生首相が選挙支援の要請のために日歯会館を訪れ、約1年後には、今度は民主党の小沢元幹事長が代表選挙中に来訪と、歯科界としては異例の政治的な出来事があった。だれがこの1年の間に選挙の協力依頼、それも対立する政党の党首クラスが日歯会館をたび重ねて訪問すると予想しただろうか。 おそらく、これから数年の政治状況を完全予測できる関係者は皆無であろう。ならば、どのような対応が必要なのか、そのシミュレーションおよび議論は、これからの連盟活動の大きな課題である。そして、いかなる政治状況になったとしても、人と人とのつながり、政治の世界で信頼を得る、継続することが何よりも大切である。 (鞍立常行)第6回日本国際歯科大会、2010歯科衛生士シンポジウム第6回ワールドデンタルショー2010、成功裏に終了初秋の横浜が多数の歯科医療関係者で賑わう社 会 会場となったパシフィコ横浜。開会式後のデンタルショー会場に入る来場者。6 7 8 特集【速報】第6回 日本国際歯科大会 成功裏に終了!!写真で見る 第6回 日本国際歯科大会・2010歯科衛生士シンポジウム第6回ワールドデンタルショー2010全国より多数のご参加、まことにありがとうございました。全国より多数のご参加、まことにありがとうございました。 10月8日(金)から10日(日)の3日間、パシフィコ横浜(神奈川県)において、第6回日本国際歯科大会(the Quintessence/QDT/QDIシンポジウム、2010歯科衛生士シンポジウム、第6回ワールドデンタルショー2010併催、クインテッセンス出版株式会社主催)が開催され、大盛況となった。第6回目となる本大会は、クインテッセンスグループのネットワークを生かし、前回を大幅に上回る48名の海外演者と302名の国内演者を招聘。さまざまな分野の若手から権威までが登壇した会場には、世界の歯科の潮流を満喫しようと、7,350名の歯科医療従事者が詰めかけた。 8日の開会式でまず佐々木一高氏(小社代表取締役)は、本会が6回目を迎えられたことに対して感謝の意を述べ、「皆様方でプログラムをつくっていただきたい」と、プログラムの充実ぶりをアピールした。その後、同会場では「日本の歯科臨床̶時代を象徴する8人が描くその到達点」(山﨑長郎座長、月星光博、水上哲也、宮本泰和、小濱忠一、船登彰芳、勝山英明、阿部二郎、上田秀朗の8氏)が開催された。 2日目以降も会場では、再生医療やインプラント治療などに関する最新のテーマについてそれぞれ講演が行われ、会場からあふれた聴講者らは、中継会場にてその講演を聞き入るなど、いずれの会場も大盛況となった。 また、併催された「第6回ワールドデンタルショー2010」では、前回を大幅に上回る287社が出展。初日の開会式では、多数の来賓によるテープカットも行われた。3日間にわたってのべ49,459名が各ブースに詰めかけ、最新の歯科医療機器や材料などを熱心に説明する出展者らの様子も見られた。会場全体が歯科一色となり、昨今の不況を感じさせないほど盛況となった(写真で見る日本国際歯科大会・ワールドデンタルショーは6~8面に掲載)。

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