新聞クイント2013年10月(お試し版)
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2013年10月10日(木) 第214号2 8月31日(土)、水道橋校舎新館血脇記念ホール(東京都)において、東京歯科大学水道橋校舎竣工記念講演・記念式典が開催された。同大学は、創立120周年を節目として東京・水道橋にメインキャンパスの移転を進めており、このたび9月より開校する水道橋校舎新館が竣工したことを祝して開催された。 会場では、同大学創立者の高山紀齊氏と血縁である磯田道史氏(静岡文化芸術大学文化政策学部准教授)による記念講演「幕末より明治の教育について」が行われ、江戸時代から明治時代にかけての教育の変遷について述べた。引き続き記念式典が行われ、金子譲理事長の式辞と井出吉信学長による経過報告のほか、来賓では下村博文氏(文部科学大臣)、原德壽氏(厚生労働省医政局長)、納谷廣美氏(一般社団法人日本私立大学連盟副会長)、矢﨑秀昭氏(東京歯科大学同窓会会長)が祝辞を披露した。 その後、東京ドームホテルに場所を移動して開催された祝賀会では、全国から多数の同窓生も参加し、盛会となった。シロナ日本法人の「顔」北本優子シロナデンタルシステムズ㈱代表取締役社長顧客第一主義を貫き通し、ユーザーの声を製品に反映したい 130年以上の歴史をもつ歯科医療機器メーカーであり、歯科医療と歯科テクノロジーの革新的なリーダーとして確固たる地位を確立しているシロナデンタルシステムズ株式会社。このたび、日本法人の新社長に就任した北本優子氏は、日本市場をどのように考えているのか。新社長としての抱負と今後の展望についてうかがう。北本:私の社長就任にあたり、これまでのシロナの日本市場に対する戦略・政策が変更することはありません。ドイツ本社は、日本市場の重要性を十分に認識しており、地域的拡大を含め市場をより活性化させ、さらなる成長と日本の歯科医療向上に微力ではありますが、貢献させていただくことを目指しています。 シロナは、グローバル市場の中で急成長を遂げてきた一方で、私がもっとも重要視していることは、つねに顧客満足を追求し、さらなるイノベーションを提供し続けることです。 弊社は、世界35カ国で約3,000名のスタッフが従事しているように、長く働いていただける環境がございます。顧客はもとよりスタッフの仕事に対する意欲や意識への満足度を上げることは、企業が成長していくうえでとても大切なことです。日本において顧客満足度を高めるための方策については、ドイツ本社のスロヴィンCEOが日頃から強調する「Think globally Act locally」の考え方に尽きると思っております。そのためには、販売・メンテナンスのサポート体制のさらなる強化・充実を継続的に行うことが必要です。 現在、日本市場は、アメリカ、ドイツに次ぐ第3位となっています。今後、私たちは日本の歯科医師の先生方や歯科関連従事者の方々のご意見やニーズを製品開発に反映し、市場の成長戦略を考え、ドイツ市場を逆転できるような市場拡大を図ってまいります。歯科医療機器メーカーとして、先生方が患者さんに提供する歯科医療を「より安全に、より快適に、より早く」サポートするトータルソリューションを提供することが私たちの果たす役割ですし、そのために何をすべきかを考えてきたもと・ゆうこ2009年7月、シロナデンタルシステムズ㈱入社後、最高執行責任者。2013年6月、同社代表取締役社長。前職では、エネルギー関連企業の日本オフィスにて経営企画部門マネージメントに従事。また、同社のロンドンオフィスにて、事業立て直しプロジェクトのオペレーション改善を指揮し、事業収益の向上に貢献。いきたいと思います。 また、日本の歯科医療は世界トップクラスであり、その最先端の医療技術を患者さんに提供される先生方の一助となるような、講演会やセミナーを開催してまいります。PRに関しましては、華美な一過性のものでなく、つねに先生方のご意見を反映させた戦略を展開させていきたいと考えています。 最後に、冒頭にも述べましたとおり、シロナの今後のビジョンとして顧客第一主義を貫き通すことに変わりありません。引き続き歯科医療従事者のみならず、ディーラーさんを含めたすべての歯科関連業者の方々と患者さんが満足していただけるような企業活動を続けていく所存でございます。水道橋校舎竣工記念講演・記念式典・祝賀会を挙行東京歯科大学健康づくりで医療費抑制へ…… 絵 山香和信医師の先生に知っていただきたい骨粗鬆症の知識」が行われた。今回は講演終了後にパネルディスカッションを行うのではなく会場の参加者も交えて、太田氏の問題提起にあわせてパネリストの歯科医師である岡野昌治氏(板橋区歯科医師会会長)と整形外科医師である奥村栄次郎氏(東京都臨床整形外科医会副会長)が適宜解説していく形式となった。 その中で太田氏は、ビスフォスフォネート製剤の作用機序や歴史、骨粗鬆症患者の現状や治療の第一選択となっている効果について、奥村氏の解説を交えながら歯科医師に向けてその特長について述べた。一方、医師に向けて、ビスフォスフォネート製剤に関連する顎骨壊死の症例を供覧し、発症のメカニズムや顎骨と頚骨のリモデリング速度の違い、歯周組織などの口腔内環境について解説した。また休薬の対応については、ポジションペーパーをはじめとするエビデンス不足などを挙げながら投与前に良好な口腔衛生状態を維持することの重要性を強調し、最後に「医科と歯科が骨粗鬆症やBRONJに対する共通理解をもっていただくことが大切」と総括した。 9月11日(水)、板橋区医師会(東京都)において、板橋区医師会・歯科医師会共催学術講演会(アステラス製薬株式会社、エーザイ株式会社、小野薬品工業株式会社、武田薬品工業株式会社、帝人ファーマ株式会社、MSD株式会社協賛)が開催され、医師と歯科医師の約50名が参加した。 開会後、大野安実氏(板橋区医師会学術部理事)による座長のもと、太田嘉英氏(東海大学医学部外科学系口腔外科学教授)による特別講演「Lecture and Discussion:医師の先生に知っていただきたい顎骨壊死の知識、歯科 今月のニュース 今月のニュース社 会大 学特別講演を行う太田嘉英氏(写真左)。記念式典の様子。板橋区医師会・歯科医師会共催による学術講演会開催太田嘉英・東海大教授を招聘

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