新聞クイント2014年12月(お試し版)
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2014年12月10日(水) 第228号1〈発行所〉〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目2番6号 クイントハウスビル TEL : 03-5842-2270(大代表)新聞クイント編集部 TEL : 03-5842-2280 FAX : 03-5800-7597 Email : news-q@quint-j.co.jp〈購読料〉1部200円(税別) ※新聞クイントの速配のご希望を承ります。 年間購読料 : 2,400円(税別 ・ 送料別)201412毎月1回10日発行第228号平成26年12月10日目標を明確に設定することで自分のやるべきことが見えてくる旗手勝浩東京都歯科技工所開業2しかし、病院歯科は、平成5年の1,528施設をピークに年々減少し、平成21年度には1,094施設 となった。医療の現場に歯科医療がないというのが実情である。本当に歯科が必要とされる時期になると、歯科とのかかわり 高齢化の進展が社会のあらゆる側面に影響を及ぼしつつある。歯科医療分野もこれから逃れることはできず、多数の高齢歯科患者と付き合っていかなければならない。ところで歯科受療率は成人以降、加齢とともに増加見直されるべき病院歯科の役割するが70~75歳で減少に転じる。これは他の疾病で入院する高齢者が増加するためである。 入院しても病院内に歯科が開設されていれば問題はない。むしろ、通院の利便や、医科との連携を考えると好都合である。が絶たれる状況がある。 一方、病院歯科には、地域の歯科診療所では対応が難しい高次医療機能が期待されていた。具体的には専門性の高い口腔外科治療や、手術危険度が高い患者の歯科治療などの紹介先としての機能が重視されてきた。しかし、超高齢社会となった現在、口腔機能の維持・回復を第一に目指すべきである。まず、急性期や重症患者を含む、口腔清掃さえままならない患者を対象に、口腔ケアを中心とした歯科医療を実施する。ついで、院内の嚥下チームの一員として活動する。さらに退院時に地域の医療・福祉ネットワークに歯科情報を提供し、地域の在宅歯科対応医療機関との連携を図る。 以上の活動を通して病院歯科の価値を示し、ひいては病院歯科の増加につながることを切望する。(植松 宏・東京医科歯科大学名誉教授)http://www.quint-j.co.jp/歯科のコミュニケーションサイトクインテッセンス出版の書籍・雑誌は、歯学書専用通販サイト『歯学書.COM』にてご購入いただけます。阪井氏は口腔機能と全身疾患に関連する多数のデータを供覧しながら、誤嚥性肺炎の発症メカニズムなどわかりやすく解説した。 フォーラム終了後は、佐藤 徹氏(日本歯科医師会常務理事)より大会宣言が行われ、次期開催となる山梨県へ大会旗が引き継がれて閉幕した。岩嶋義雄氏(国立循環器病研究センター高血圧・腎臓科医長)による講演「高齢者における歯科口腔保健と全身疾患罹患リスクとの関連~生活習慣病・循環器疾患~」、太田謙司委員長がコーディネーターを務め、シンポジストに中村秀一氏(国際医療福祉大学大学院教授)、阪井丘芳氏(大阪大学大学院歯学研究科教授)、大久保氏が登壇したシンポジウム「在宅における歯科口腔保健の今後~地域包括ケアシステムの中での歯科の役割~」が行われた。社会保障制度改革国民会議事務局長を務めた中村氏は、高齢化に対応した「21世紀型」の歯科医療の必要性を強調し、地域包括ケアシステムにおける歯科医療の貢献に期待を寄せた。また、 今月のニュース社 会大久保満男氏(日本歯科医師会会長)、松井一郎氏(大阪府知事・代読)、橋下徹氏(大阪市長・代読)による挨拶が行われた。 引き続き、歯科保健事業の推進および歯科保健衛生の普及・向上に功績のあった個人および団体を表彰する「歯科保健事業功労者表彰」(厚生労働大臣表彰:個人60名、団体6団体/日本歯科医師会会長表彰:個人43名、団体3団体)や、3歳児歯科健診検査を受診した子どもと親を対象にしている「平成26年度親と子のよい歯のコンクール表彰」(優秀賞:親子6組12名)が行われ、表彰の栄に浴した。 その後、「在宅における歯科口腔保健の今後」と題するフォーラムでは、 11月8日(土)、大阪国際交流センター(大阪府)において、第35回全国歯科保健大会(厚生労働省、大阪府、大阪市、日本歯科医師会、大阪府歯科医師会主催)が「健康は歯から~歯科が支える健康長寿~」をテーマに開催され、全国各地から約1,300名の参加者があり盛会となった。 開会後、主催者である太田謙司大会実行委員会委員長(大阪府歯科医師会会長)、 山本香苗氏(厚生労働副大臣)、「健康は歯から~歯科が支える健康長寿~」をテーマに約1,300名が参集第35回全国歯科保健大会大会実行委員会委員長を務めた大阪府歯科医師会の太田謙司会長による開会挨拶。広 告研修会&セミナー情報14連 載今・躍動する日本の歯科学会認定分科会編: 日本歯科審美学会宮内修平4Dr.門倉の健康講座~知らなかった!からだに良いもの悪いもの~門倉義幸4今こそ歯科の保険制度を見直そう!―欠損主体から口腔を生涯守るための保険制度へ―NPO法人 みんなの歯科ネットワーク51分間コラム津田忠政12インフォメーション2015年の各雑誌の読みどころザ・クインテッセンスQDT/歯科衛生士nico/QDI8~1115 特別寄稿インプラントのメインテナンスにおけるフッ化物応用について荒川浩久(神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔衛生学講座教授)吉成正雄(東京歯科大学歯科理工学講座教授)柏井伸子(有限会社ハグクリエイション代表・歯科衛生士)6 7 New Frontierデジタル化がもたらすインプラント治療の展望 ―Nobel Biocare Symposium 2014-Tokyo より―石井勘一(ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社代表取締役社長)Richard Laube(Nobel Biocare CEO)Joseph Kan(ロマリンダ大学歯学部教授)Peter Wöhrle(米国開業) 提供:ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社

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