新聞クイント2018年2月(お試し版)
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2018年2月10日(土) 第266号3瀧野氏(中央)を囲んだJIADSメンバー。 今月のニュース社 会土岡弘明氏(千葉県開業)、佐分利清信氏(愛知県開業)が登壇。それぞれインプラント治療、審美修復治療、再生療法、矯正治療、そして咬合再構成全顎治療について、JIADSコンセプトに則った講演が行われた。 瀧野氏は、「機能と審美の共存を目指して~JIADSと共に…天然歯編およびインプラント編~」と題し、これまでJIADSから何を学んで、何を習得し、それらをどのように患者に提供してきたかについて、自身の症例を通して示した。そして、5年単位で将来のビジョンをもってそれらを実現していくこと、さらに自分の仕事(歯科医業)にやりがいと誇りをもつことの重要性を述べ、講演を締めくくった。 講演終了後、あらためて瀧野氏による新理事長としての所信表明が行われた。その後の祝賀会では、村上伸也氏(大阪大学教授)と森田晴夫氏(日本歯科商工協会会長)の祝辞や、終始ユニークな催し物で会場は笑いの渦に包まれた。硬派なイメージのあるJIADSに新風を吹き込む瀧野氏の手腕に注目が集まる。瀧野新理事長就任記念講演会&祝賀会開催JIADS 1月7日(日)、大阪大学中之島センターおよびリーガロイヤルホテル大阪(ともに大阪府)において、The Japan Institute for Advanced Dental Studies(JIADS)新理事長就任記念講演会&祝賀会が盛大に開催され、全国各地から250名以上が参集した。 午前からの講演会では、瀧野裕行氏(京都府開業)の新理事長就任に花を添える形で、水野秀治氏(貴和会歯周病インプラントセンター)、高井康博氏(広島県開業)、小野晴彦氏(大分県開業)、 今月のニュース資 料幼稚園35.45%、小学校47.06%、中学校37.32%、高等学校47.30%となっている。すべての学校段階で前年度より減少しており、中学校および高等学校においては過去最低となっている。 中学校1年(12歳)のみを調査対象としている永久歯の1人当たりの平均むし歯等数(喪失歯および処置歯数を含む)は、前年度より0.02本減少して0.82本となり、昭和59年度の調査開始以降ほぼ毎年減少し、過去最低となっている。 2017年12月22日(金)、文部科学省は「平成29年度学校保健統計速報」を公表した。本調査は、学校における幼児、児童・生徒の発育および健康の状態を明らかにすることを目的に、昭和23年度より毎年実施されている。 健康状態調査の中で、平成29年度の「むし歯(う歯)」の者の割合は、メインホールの様子。12歳児DMF歯数0.82本、過去最低を更新平成29年度学校保健統計速報 今月のニュース学 会60周年記念京都大会で「京都宣言」を発信(特非)日本歯周病学会 2017年12月16日(土)、17日(日)の両日、国立京都国際会館(京都府)において、平成29年度日本歯周病学会60周年記念京都大会(栗原英見大会長、理事長)が「伝統と革新歯周病撲滅に向けて!」を大会テーマに、約4,000名の参加者を得て盛大に開催された。 60周年記念大会ということもあってか、一般演題はポスターのみで、話題の腸内細菌に焦点をあてた小川順氏(京都大学教授)の講演と、栗原氏ら同学会の新旧の重鎮と造詣の深いDr. Thomas E Van Dyke(米・Forsyth Institute)とDr. Gregory J Seymour(オーストラリア・Queensland大学)を招聘した特別講演2題、Periodontal Medicine系のタイトルが目だった医科歯科連携シンポジウム4題、歯周病専門医の育成から超高齢社会における歯周病予防・治療、歯周病患者に対するインプラント治療、歯周組織再生療法までが語られたシンポジウム6題、海外との密な関係が披露された国際シンポジウムなど盛りだくさんの内容となった。 最終日の午後には、本大会のメインともいえる「60周年記念講演」、「京都宣言」が行われ、記念講演後には「京都宣言」に向けて本学会の要職3名、日本臨床歯周病学会理事長、日本口腔衛生学会理事長、日本歯科衛生士会会長、日本歯科商工協会会長が登壇。分子疫学的手法によるPeriodontal Medicineのよりいっそうのエビデンスの構築をはじめとして、歯周病撲滅に向けた伝統と革新の「京都宣言」の運びとなり、サテライトの部屋が設けられるなど、賑わいを見せた。 今月のニュース政 治つくらなければならない」と述べ、地区歯科医師会をはじめとする関係団体へのよりいっそうの協力を求めた。 来賓祝辞では、昨年に引き続き小池百合子氏(東京都知事)が登壇。小池氏は平成30年度予算編成において、超高齢社会におけるオーラルフレイルの予防や、地域包括ケアシステムにおける在宅歯科医療の推進など、東京都歯から提言されたことを紹介。また、しっかり噛んで食べることが栄養面だけでなく認知症予防にもつながることなど、健康寿命の延伸に寄与できる歯科医療の重要性を強調するとともに、東京都歯と連携して都民の健康と安全を確保していく姿勢を示した。 引き続き、堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)は「これまでの提案・発信の年から今年は実行・実現の年として取り組み、元気の出る話題を提供したい」と述べた。その他には、尾崎大介氏(東京都議会議長)、尾﨑治夫氏(東京都医師会会長)などの来賓祝辞や多数の来賓紹介が行われた。開宴後は和やかな雰囲気のなか、参加者の歓談する様子が見られ、盛会となった。  1月9日(火)、ホテルグランドパレス(東京都)において、東京都歯科医師会(以下、東京都歯、山崎一男会長)による新春懇談会が「噛むことは健康の源~新たな機能連携を求めて~」をテーマに開催され、各団体・大学・歯科関係者が多数参集した。 開会後の挨拶の中で山崎一男会長は、昨年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2017(骨太方針)」の中に歯科保健医療の充実が明記されたことについて触れ、「歯科界への追い風をうまくとらえる帆を来賓祝辞を述べる東京都知事の小池百合子氏。2018年新春懇談会を開催東京都歯科医師会12歳における永久歯のむし歯等数中学校におけるむし歯のある者の割合(本)(%)6.05.04.03.02.01.00.00.010.020.030.040.050.060.070.080.090.0100.091.364.753.341.6383.6758.062919平成8昭和59(注)「12歳における永久歯のむし歯等数」は、昭和59年度から調査を実施している。(年度)12歳における永久歯のむし歯等数中学校におけるむし歯のある者の割合92.2492.240.8240.4937.324.5162中学校におけるむし歯(う蝕)の被患率などの推移。文部科学省の資料をもとに編集部作成。無料DENTAL NAVI歯科ナビ学会・講演会・研修会・セミナーへ行こう学学主な機能検索機能プッシュ通知機能カレンダー機能お気に入り登録機能学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せる学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せるバージョンアップしました!バージョンアップしました!無料歯科医療従事者向けのスマホアプリ絶賛配信中!!検索無料主な機能検索機能プッシュ通知機能通知機能カレンダー機能お気に入り登録機能登録機能バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!スマホアプリ絶賛配信中!!スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中!!!!!!!!スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中

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