新聞クイント2018年5月(お試し版)
3/3

2018年5月10日(木) 第269号3講師を務めた中久木康一氏。ポバシリ デンタルホスピタルでのテープカットの様子。 今月のニュース社 会参加者からの質問に答える西田 亙氏。した内容が展開された。 第2部では、冒頭、西田 亙氏(にしだわたる糖尿病内科クリニック院長)が経験の浅い歯科衛生士に扮し、歯科医療面接の寸劇を披露。チェアサイドでの伝え方について問題提起し、一気に注目を集めた。引き続き、西田氏は「内科医の僕が歯科衛生士になりたい理由~チェアサイドで未病から寄り添える素晴らしさ~」と題し、慢性炎症の1つである歯周病と糖尿病のつながりについて触れながら、炎症消退を通して国民の“健幸”に寄与する歯科医療の可能性を強調。また、定期的なメインテナンスの必要性を訴えるとともに、通院を中断させないための医療面接の大切さや歯科衛生士が果たすべき役割など、参加者にエールを送った。 第3部では、貴島佐和子氏(歯科衛生士・南歯科医院)が「症例から学ぶ疾患別の歯科衛生士としてのアプローチ」と題するテーマで登壇。多数の症例を供覧しながら、豊富な経験に基づいた疾患別の対応が披露された。 第4部は、講師と参加者とのQ&A形式が行われ、成功裏に終幕した。糖尿病内科医・西田 亙氏が歯科の魅力をアピールウエルテック株式会社 4月8日(日)、大崎ブライトコアホール(東京都)において、「目指せ!ペリオマイスター~全身疾患までわかる歯科医療従事者~」(ウエルテック株式会社主催)が開催され、歯科衛生士を中心に400名以上が参加した。 第1部では、天野敦雄氏(大阪大学大学院歯学研究科予防歯科学分野教授)が「もっと知りたい!歯周医学 健口と健康を結ぶ分子基盤」と題するテーマで登壇。歯周治療の成功の鍵となる出血を止める潰瘍面閉鎖や、歯周炎を見分ける大切さについて言及し、充実 今月のニュース社 会 3月4日(日)、熊本市役所(熊本県)において、平成29年度熊本市地域歯科保健研修会が開催され、医療関係職種をはじめ約100名が参集した。 本研修会では開会後、伊藤暢章氏(熊本市危機管理防災総室技術主幹)より、リニューアルされた熊本市地域防災計画について熊本地震時の経験談を交えながら解説がなされた。伊藤氏は、殺到する電話に対応する職員や数多くの避難者が押し寄せるなど、当時の市役所の状況や、浮き彫りになった災害対応の課題について赤裸々に告白。その経験と教訓を元に改定された地域防災計画における備蓄・供給体制の整備や広域連携・受援体制の整備などのポイントを示した。 引き続き、熊本地震時に日本歯科医師会の災害歯科コーディネーターを務めた中久木康一氏(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科学分野助教)による講演「多職種連携で対応する今後の備え」が行われた。中久木氏は、新潟県中越地震から東日本大震災、そして熊本地震の支援活動にかかわった経験に触れながら、避難所生活で注目された災害関連死など、多数のデータを供覧。そのうえで誤嚥性肺炎予防のための口腔ケアの大切さをはじめ、災害直後からの口腔環境の悪化にともなうオーラルフレイルを予防するための多職種連携などについてわかりやすく解説がなされ、参加者が熱心にメモをとる様子も見られた。 その後、グループワークが行われ、各テーブルでは災害に備えるためのさまざまなアイデアなど、熊本地震の教訓を活かすべく活発な意見交換がなされ盛況となっていた。災害に備えるための取り組みについて意見交換平成29年度熊本市地域歯科保健研修会 今月のニュース企 業ミャンマーの歯科病院にデンタルチェアを寄贈株式会社ジーシー 2月19日(月)、株式会社ジーシー(東京都、中尾潔貴代表取締役社長)は、ポバシリ デンタルホスピタル(Pobba Thiri Dental Hospital、ミャンマー・ネピドー)に一般社団法人日本ミャンマー協会(渡邉秀央会長)を通じてデンタルチェアを寄贈し、現地で寄贈セレモニーが開催された。 会場では、中尾潔貴氏ならびに渡邉秀央氏をはじめ、ミャンマー連邦共和国政府関係者、病院長ほか関係者が、オープニングセレモニー・テープカットに参加したのち、現場視察が行われた。 また、セレモニー終了後、ミャンマー保健・スポーツ省(Ministry of Health and Sports)において、Dr. Myint Htwe(ミャンマー保健・スポーツ省大臣)より感謝状の贈呈式が行われた。 ポバシリ デンタルホスピタルは、近年成長著しいミャンマー連邦共和国の首都・ネピドーに2016年に国立病院として開設され、歯科公衆衛生の拠点として今後ますますの発展が期待されている。 株式会社ジーシーは、今後も日本ミャンマー協会を通じて、ミャンマー連邦共和国政府に歯科器材面でのサポートのほか、歯科教育トレーニングにおいても継続的なサポートを行い、ミャンマー国民の口腔健康向上のために寄与していくとのこと。一般社団法人 日本ミャンマー協会TEL:03-3234-3670FAX:03-3234-3677URL:http://japanmyanmar.or.jp/ 今月のニュース企 業浩司氏(日本大学松戸歯学部顎口腔機能治療学講座専任講師)、片寄正樹氏(札幌医科大学保健医療部教授、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会医療サービス部アドバイザー)、鈴木 岳氏(日本オリンピック委員会〔JOC〕情報・医科学専門部医学サポート部員、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会医療サービス部アドバイザー、株式会社R-body project代表取締役)がそれぞれ登壇した。 その中で鈴木浩司氏は、スポーツデンティストの役割として第一に健康、安全な歯の維持を挙げ、第二にスポーツ外傷の防止・軽減のためのカスタムメイドマウスガードの製作、そして第三に新しいアプローチである睡眠の質向上への貢献を挙げた。 その後、講演者全員が登壇し総合討論・パネルディスカッションが行われ、今度の問題点や東京2020のレガシーなどが話し合われた。最後に、室伏広治氏(東京医科歯科大学スポーツサイエンスセンター長)、柳下和慶氏(東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センター長)の挨拶により閉幕した。 3月21日(水)、ソラシティホール(東京都)において、TMDU Sports Medicine Symposium 2018(東京医科歯科大学スポーツサイエンス機構主催)が開催され、医師やアスレティックトレーナーなど医療従事者190名が参集した。 大川 淳氏(東京医科歯科大学スポーツサイエンス機構長、同大学医学部附属病院長)の開会の挨拶の後、奥脇 透氏(国立スポーツ科学センターメディカルセンターセンター長)、金岡恒治氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)、鈴木総合討論・パネルディスカッションの様子。TMDU Sports Medicine Symposium 2018開催東京医科歯科大学スポーツサイエンス機構無料DENTAL NAVI歯科ナビ学会・講演会・研修会・セミナーへ行こう学学主な機能検索機能プッシュ通知機能カレンダー機能お気に入り登録機能学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せる学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せるバージョンアップしました!バージョンアップしました!無料歯科医療従事者向けのスマホアプリ絶賛配信中!!検索機能無料主な機能検索機能プッシュ通知機能通知機能カレンダー機能お気に入り登録機能登録機能バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!スマホアプリ絶賛配信中!!スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中!!!!!!!!スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中スマホアプリ絶賛配信中

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る