新聞クイント2019年5月(お試し版)
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2019年5月10日(金) 第281号1〈発行所〉〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目2番6号 クイントハウスビル                    TEL : 03-5842-2270(大代表)新聞クイント編集部 TEL : 03-5842-2280 FAX : 03-5800-7597 Email : news-q@quint-j.co.jp〈購読料〉1部200円(税別) ※新聞クイントの速配のご希望を承ります。 年間購読料 : 2,400円(税別 ・ 送料別)20195毎月1回10日発行第281号令和元年5月10日クインテッセンス出版の書籍・雑誌は、歯学書専用通販サイト『歯学書.COM』にてご購入いただけます。ことが重要である。また、地域包括ケアシステムの構築が急がれるなか、歯科診療所から地域に出て多職種と連携しながら、在宅療養者の口から食べる幸せを支援することが期待されている。 そのような状況のなか 歯科衛生士法制定後70年が経過し、現在、就業歯科衛生士数は12万3千人を超え、日本は米国につぐ世界第2位の歯科衛生士大国となった。歯科衛生士の90%以上が歯科診療所に勤務しており、その歯科衛生士にも変革が求歯科衛生士に求められる変革と組織の対応められている。 歯科診療所は「かかりつけ歯科医」として、患者さんの生涯にわたる継続的な口腔健康管理を担っている。う蝕や歯周病の重症化予防をとおして生活習慣病のリスクを低減し、健康寿命の延伸に貢献するで、歯科診療所受診者の40%以上が65歳以上となり、基礎疾患を有する患者さんへの対応として歯科衛生士にも全身管理や医科歯科連携のための生涯研修が必要となった。 そこで本会では、いつでもだれでもどこでも受講できるeラーニングの生涯研修制度を4月からスタートさせる。そしてeラーニングや都道府県歯科衛生士会の研修に参加し一定単位を修得すると、歯科衛生士の専門性向上に有用な認定研修の受講が可能となる。 本会は患者さんや国民の皆様の「口腔から全身を守る」「口から食べる幸せ」を支援すべく、都道府県歯科衛生士会と連携して「地域で歯科衛生士のデビューから復帰までを応援します」を基本理念に、確かな学びをとおして組織で人材の育成と確保に取り組んでいく。(武井典子・日本歯科衛生士会会長)口腔がん認知度を上げ、国民のセルフチェック体制を構築したい柴原孝彦(一社)口腔がん撲滅委員会代表理事2日本https://www.quint-j.co.jp/連 載正しく理解できていますか?「臨床研究法」のfrom A to Z辻本恭久4知って得する「ジェロントロジー講座」人生100年時代! 超高齢未来の基礎知識前田展弘4療養型病院 歯科口腔外科 奮闘記横溝一郎5口から考えるトータルヘルス長縄拓哉5歯科人の安らぎ噛みしめグルメ大谷昌宏51分間コラム山崎てるみ8広 告ライオン歯科材株式会社9ウエルテック株式会社めに必要なアプローチについて整理。第1回の討議では、疾患フェーズなどの分類に応じて①医療・介護過疎化への対応、②医療・介護需要集中への対応、③予防、④テクノロジーを活用したインクルージョン――の4つのテーマを抽出。第2回では各テーマについてグループ討議を実施。第3回では、その結果から再度整理を実施し、将来像・対応の方向性についてとりまとめ案を提示した。 今回の中間取りまとめをふまえ、中長期での研究開発・実証プロジェクトの推進、技術インテリジェンス機能強化に関する議論など、具体策の実現に向けて取り組んでいくとのこと。今後の動向に注目したい。 今月のニュース社 会社 会 今月のニュース国 試未来イノベーションWG、中間取りまとめを公表厚生労働省・経済産業省 3月19日(火)、厚生労働省と経済産業省は合同で、2040年頃における人と先端技術が共生する未来の医療福祉分野のあり方を検討する「未来イノベーションワーキング・グループ」(本年1月から計3回開催)の中間取りまとめ「人と先端技術が共生し、一人ひとりの生き方を共に支える次世代ケアの実現に向けて」を公表した。 本WGでは、2040年における国民の暮らしの目指すべき将来像を構想したうえでバックキャストし、そのた合格者2,059名、合格率63.7%第112回歯科医師国家試験格率は38.3%(43.5%)となった。 男女別合格者の推移では、受験者数は男性1,971名(1,924名)、女性1,261名(1,235名)となった。合格者数は男性1,183名(1,162名)、女性876名(877名)となり、男女別合格率は男性が60.0%(60.4%)、女性が69.5%(71.0%)となった。 なお、第113回医師国家試験は、受験者数10,146名(10,010名)、合格者数9,029名(9,024名)、合格率89.0%(90.1%)となった。男女別合格者の推移では、受験者数は男性6,843名(6,685名)、女性3,303名(3,325名)となった。合格者数は男性6,029名(5,958名)、女性3,000名(3,066名)となった。 3月18日(月)、厚生労働省は第112回歯科医師国家試験の合格者を発表した(かっこ内は前回のデータ)。受験者数は3,232名(3,159名)、合格者は2,059名(2,039名)、合格率は63.7%(64.5%)となった。 新卒者では、受験者数2,000名(1,932名)のうち、合格者は1,587名(1,505名)となり、合格率は79.4%(77.9%)。既卒者では、受験者数1,232名(1,227名)のうち合格者は472名(534名)となり、合 インフォメーションWorld Young Dental Innovators' Meeting 2020海外演者第一弾、決定!【会期】2020年10月17日(土)、18日(日)【会場】パシフィコ横浜ノース(2020年春開業)6 7 Dental Show2019 九州デンタルショーテーマ:「白い歯・素敵なほほえみ」【会期】5月25日(土)、26日(日)【会場】マリンメッセ福岡

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