新聞クイント2019年7月(お試し版)
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2019年7月10日(水) 第283号1〈発行所〉〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目2番6号 クイントハウスビル                    TEL : 03-5842-2270(大代表)新聞クイント編集部 TEL : 03-5842-2280 FAX : 03-5800-7597 Email : news-q@quint-j.co.jp〈購読料〉1部200円(税別) ※新聞クイントの速配のご希望を承ります。 年間購読料 : 2,400円(税別 ・ 送料別)20197毎月1回10日発行第283号令和元年7月10日クインテッセンス出版の書籍・雑誌は、歯学書専用通販サイト『歯学書.COM』にてご購入いただけます。https://www.quint-j.co.jp/国民に信頼される団体として存在感を示したい住友雅人日本歯科医学会会長2科医師の仕事についての理解を深め、予防歯科の普及・啓発を図るために企画されたもの。 会場では、日歯会員と歯科衛生士による体験型イベント「やってみよう 歯科健診!はじめよう 予防歯科!」と、特別イベント「歯医者さんと学ぼう!今日からできる予防歯科」が実施された。体験型イベントでは、親子で歯科健診体験や唾液検査、歯科医師によるオーラルケアのアドバイスなどが行われた。特別イベントでは日歯会員とライオン歯科衛生研究所の歯科衛生士によるクイズ形式の予防歯科レクチャーが行われ、保護者と一緒に参加した子どもたちの笑顔が多く見られ、盛況となっていた。 今月のニュース社 会社 会 今月のニュース政 治日歯と企業がコラボで正しいオーラルケアを啓発日歯、ライオン株式会社 5月28日(火)、キッザニア東京(東京都)において、ライオン株式会社(掬川正純代表取締役社長)と日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)は、子どもたちが歯科医師と交流する体験型のスペシャルイベント「歯科健診で、予防歯科をはじめよう!」を開催した。 本イベントは、キッザニア東京のオフィシャルスポンサーであるライオン社の協力のもと、親子で楽しく正しいオーラルケアを学び、自分の「歯と口」に興味をもっていただくとともに、歯堀会長、糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定にコメント日歯定例会見りの必要性、医科歯科連携の重要性などが今回の改定でより明確化されたと認識している」と述べた。今回の改定では、糖尿病患者の歯科医院の受診勧奨に加え、オーラルフレイル対策や日歯が主張する口腔健康管理の仕分けについても説明されている内容になっていることにも一定の評価を示した。「今回の記載された内容をふまえ、歯科としてさらなる貢献をしたい」とし、今後の全身疾患と口腔の関係についてさらなる知見の蓄積に期待を寄せた。 また、有識者委員が参画する「2040年を見据えた歯科ビジョン第1回検討会」が、きたる6月19日(水)に歯科医師会館において開催される予定である(詳細は次号に掲載予定)。 5月23日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(堀 憲郎会長)による定例記者会見が開催された。 冒頭の挨拶で堀会長は、3年ぶりに改定された「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」について言及。2016年3月に日本医師会、日本糖尿病対策推進会議、厚生労働省と「糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定」を締結しており、日本糖尿病対策推進会議の副会長を務める堀会長は「歯科のかかわ連 載歯科人の安らぎ噛みしめグルメ福場駿介51分間コラム杉山精一8書 評『写真とエビデンスで歯種別に学ぶ!歯内療法に生かす根管解剖CBCT・歯科用顕微鏡・透明標本でひも解く根管の秘密』吉岡隆知9インフォメーションWorld Young Dental Innovators' Meeting 2020情報広 告ウエルテック株式会社日本例区での得票数は、歯科界の政治力と映しだされ、日頃、日の当たることの少ない歯科領域に対して各種施策として具現化となり、歯・口を通じての国民の健康保持増進への寄与に結びついてきた。 その参議院比例区選挙 参議院比例区(全国区)選挙は、歯科界、日歯連盟において大きな意味をもつ選挙区制度である。国政選挙には4つの制度があるが、他の選挙制度ならば業体規模が小さく、歯科医師の籍をもつ国会議員を生み出すことが難参院選、歯科界の総意はいかにしくても、全国を網羅している歯科医師を1つの塊とすれば当選できる票を生み出すことが可能であるからだ。 特に近年は、与野党問わず全国的な集票能力をもつ団体が少なくなったこと考えると、参議院比が迫っている。昨年末に職域代表として決定していた候補者が病気を理由に公認辞退となった。新たな候補者を選ぶか、または他の選択かを迫られるなか、歯科医師である他の候補が日歯連盟支援となり、各都道府県歯連盟の判断で推薦する形で選挙戦は既に終盤を迎えている。特に今回は過去の選挙での政治資金に対する日歯連盟の有罪判決後であり、運動期間の短さと合わせて制約される実情を受ける難しい状況下での選挙となる。 その当選の有無と得票数は、少子超高齢化で財政ひっ迫のなか、歯科医療に対して大きく影響を及ぼす。それだけでなくこれからの歯科界、日歯連盟の政治、選挙への取り組み方の変更も迫られる従来の選挙にも増して重要な選挙である。その認識が歯科界の中にあるであろうか。 (鞍立常行・新潟県開業)6 7 New Frontier予防歯科時代における電動歯ブラシの可能性「HYDROSONIC PRO(ハイドロソニック プロ)」小宮山彌太郎/船越栄次/弘岡秀明/石川知弘/瀧野裕行/土屋和子/安生朝子/武田朋子 提供:株式会社ヨシダ

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