新聞クイント2019年9月(お試し版)
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2019年9月10日(火) 第285号1〈発行所〉〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目2番6号 クイントハウスビル                    TEL : 03-5842-2270(大代表)新聞クイント編集部 TEL : 03-5842-2280 FAX : 03-5800-7597 Email : news-q@quint-j.co.jp〈購読料〉1部200円(税別) ※新聞クイントの速配のご希望を承ります。 年間購読料 : 2,400円(税別 ・ 送料別)20199毎月1回10日発行第285号令和元年9月10日クインテッセンス出版の書籍・雑誌は、歯学書専用通販サイト『歯学書.COM』にてご購入いただけます。https://www.quint-j.co.jp/インプラント治療が全身の健康に寄与できることを今以上に発信していきたい鈴木仙一ICOI国際インプラント学会世界会長2連 載歯科人の安らぎ噛みしめグルメ甲斐久順51分間コラム関野 愉インフォメーションWorld Young Dental Innovators' Meeting 2020情報国内演者&座長196名ついに決定!(第1報)広 告研修会&セミナー情報ウエルテック株式会社日本 席上、比嘉氏は「期間(選挙活動)が短かったとはいえ、このような結果になったことは私の力不足」と振り返り、「他組織は2~3年かけて行う選挙を我々は5月連休明けから動き、やっと日本一周できた。他の候補者は3周ほど回ったと聞いているが、どれだけの方にお会いできたかということが選挙の基本。それができなかった」と述べた。 今月のニュース政 治社 会 今月のニュース政 治比嘉奈津美氏、参院選報告会で「私の力不足」とコメント 7月22日(月)、歯科医師会館において、参議院比例代表選出議員選挙「報告会」(宮口 嚴選挙対策本部長)が開催された。 会見には、参院選比例代表に立候補したものの落選した比嘉奈津美氏(沖縄県開業、前衆議院議員)、選挙対策本部長を務めた宮口 嚴氏(福岡歯科大学同窓会会長)、副本部長の高橋英登氏(日本歯科医師連盟会長)、本部長代理の山田 宏氏(参議院議員)が出席した。堀会長、政府の政策における歯科の項目を評価日歯定例会見実行計画」(6月21日閣議決定)について言及し、これらの中には歯科に関する項目が記載され、踏み込んだ内容も明記されていると一定の評価。日歯としては、関係機関と連携しながらそれらに関連する具体的な取り組みを推進していく姿勢を示した。 その他、堀執行部が今年度に取り組む「歯科活性化会議」「オーラルフレイル普及」「情報収集機構」など13の課題について、今後は検討ボード(委員会)を設置して対応していくことが報告された。また、7月21日(日)に国立国際医療研究センター病院(東京都)において、嚥下機能評価研修会を日本耳鼻咽喉科学会の協力のもと開催したことなどが報告された。 7月25日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)による定例記者会見が開催された。 冒頭の挨拶において堀会長は、直近でとりまとめられた政策「死因究明等推進基本法」(6月6日閣議決定、6月12日公布、令和2年4月1日施行)、「認知症施策推進大綱」(6月18日閣議決定)、「改正児童虐待防止法と改正児童福祉法」(6月19日公布、令和2年4月1日施行〔一部を除く〕)、「成長戦略報告会で挨拶する比嘉奈津美氏。6 7 特別企画第49回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会【会期】9月20日(金)~22日(日)【会場】 福岡国際会議場福岡サンパレスホテル&ホール8 9 New FrontierStraumannグループのグローバル戦略Gadola CEOが語る世界展開と日本市場への期待Marco Gadola(Straumann Group CEO) 提供:ストローマン・ジャパン株式会社式会社Doctorbookでは、その手助けをとの思いから、各専門領域を率いるオピニオンリーダーの協力を得て、良質な医療情報を動画コンテンツ化し、積み上げてきた。医学界ではこれまで著名な学術誌に論文が掲載されることがステー 今、世界のネット通信量の15%を「Netflix」が占めているという。一方、教育分野では「スタディサプリ」が国内で人気を博している。Netflixとはドラマや映画、アニメなどを定額制で見放題という動画配信サービスであり、スタディサプリはリクルート社のオンライン学習サービスのことだ。スマホの普及で人々の行動が変わり、スキマ時間に映像を視聴したり、勉強したりする人が増えているのだろう。 ところで、医療人には生涯学習が不可欠である。株タスであり、評価の一部であった。今後もそれは変わらないが、映像でこそ伝えられることも確実にあり、これからは新たなクロスメディアのかたちが求められる。そして、その中で得た評価こそ、生活者が求める情報ではないだろうか。 現在、1日に100万人もの患者が歯科医院に足を運ぶ。医療では、ある臨床知見をもつ医師とそれを求める患者のマッチングが大事である。歯科医院にも経営が求められるなか、ウェブサイト運営やSEO対策に貴重な時間を奪われている歯科医師も多いだろう。日々の臨床や学術活動をとおして、みずからの専門性に合った患者が集まればお互いにハッピーだ。 確かな医療情報を社会に共有することで、患者が主体的に医療の選択肢を知ることができる。その結果、受診の動線が最適化されるのではないだろうか。(相馬理人・Doctorbook代表取締役CEO、歯科医師)医療界におけるクロスメディアの可能性

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