新聞クイント9月
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2010年9月10日(金) 第177号5歯科人の歯科人の安らぎ 噛みしめ安らぎ 噛みしめグ・ル・メグ・ル・メ サザンオールスターズの曲でお馴染みの湘南江の島にある、「魚料理・食堂いのうえ」を紹介します。江の島橋を渡り、観光客で賑わうメイン通りから細い横道に入る少し人目に付きにくい静かな場所にあります。 同店の理念は、「江の島で捕れた、地の魚だけをお客さんに食べていただくこと」とご主人は言います。江の島と言えば「(生)しらす」が有名ですが、最近では他県や外国産などを出すお店も多いと聞きます。しかし、「捕れない時には出せない」とあくまで「江の島産」にこだわっているので、安心して食べることができます。椋梨兼彰先生 (神奈川県開業)漁師御用達!! 地元民も推薦する地魚料理を堪能あれ!!【 魚料理・食堂いのうえ 】【 魚料理・食堂いのうえ 】神奈川県藤沢市神奈川県藤沢市予算:定食850円~、一品料理も有り/アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩約10分/所在地:神奈川県藤沢市江の島1-7-5/営業時間:10:30~19:30/TEL:0466-27-1524/定休日:月曜日新鮮な地魚を食べたくなったら迷わずここへ!! 店内ではご主人との距離感が良く、女将さんとの会話も楽しむことができます。価格は、リーズナブルな料理から本格的な料理まで幅広く対応していただけるので、迷ったら予算を言って「おまかせ」でも良いかもしれません。 最後に、お店に飾ってある江の島で捕れた巨大な「伊勢エビのはく製」は一見の価値がありますので、ぜひ一度お立ち寄りいただきたいと思います。My Turning Point私のターニングポイント vol.008 「あなたたちはプロなんだから」 当時、歯科衛生士学校の教務主任であった奈良冨美子先生は、私たち学生に向かって言いました。 学生時代はけっして優秀とはいえなかった私ですが、その後も奈良先生の言葉だけは頭の片隅にずっと残っています。当時は、歯科衛生士という仕事がよくわかっていませんでしたが、「プロフェッショナルになるんだ」という気構えだけは、この時に芽生えたのです。 それ以後は、朝から晩まで国家試験に向けて勉強の日々でした。めでたく歯科衛生士資格を取得後、いざ歯科医院に就職すると知らないことやできないことが山ほどあり、先生や先輩には迷惑をかけ、失敗の連続の毎日……。歯科衛生士になったからといっても、すぐにプロフェッショナルの歯科衛生士になれるわけではありませんが、それでもこの頃は、「プロだから」という気構えとプライドだけで、本当のプロとは何なのかわかりもせずに仕事をこなしていたように思います。 そんななか、今でもお世話になっている河津千尋先生(神奈川県開業)と出会い、先生の歯科医院で働くことになった時に河津先生が私に問いました。 「歯科衛生士として何がしたいですか?」 歯科衛生士学校を卒業後5年が経過した時、あらためて歯科衛生士という職業について深く考え、学生時代の奈良先生のおっしゃった意味がほんの少しだけ理解できたような気がしました。今までは先生に言われた仕事をこなすだけで精一杯。自分に何ができるのかなど、考えもしませんでした。当時の歯科界はキュアからケアへ(治療から予防へ)、カリオロジーおよびペリオドントロジーという考え方や、その理論に基づく治療法へと移行している真っ最中でした。 私は河津先生のサポートのもと夢中になって勉強していくにつれ、歯科衛生士という職業の奥深さと可能性を感じました。その可能性を実現すべく、足しげく受講したさまざまなセミナーや講演会が私にプロへの道標を与えてくれました。私と同じ志を持った多くの歯科医師や歯科衛生士の方々のお話に感化され、熱意をいただきました。また、河津先生とともに、「患者さんのために何をするべきか」と考え過ごした時間はたいへん貴重であり、現在の糧となっています。 歯科衛生士学校を卒業して20年以上がたちました。仕事中はつねに奈良先生の言葉を胸に抱き、迷った時はいつも河津先生の言葉を反復して考えています。私は両先生からプロとしてつねに学ぶ姿勢を教えていただきました。そして2人の言葉は、いまでも歯科衛生士としての原点へ帰してくれます。 今度は、私が両先生の言葉を後輩たちに伝えていく番です。「プロ」という言葉の重み鈴木聡子(歯科衛生士、フリーランス) File006 デンタルサポート株式会社代表取締役社長 寒竹郁夫趣味: 山登り・マウンテンバイク・読書(歴史小説)座右の銘: 小医は病を癒し、中医は人を癒し、大医は国を癒す尊敬する人物:松下幸之助、吉田松陰【会社データ】創業:1989年/従業員数:329名/所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンD棟17階/TEL:043-213-6480/URL:www.dentalsupport.co.jp/File009訪問歯科診療サポートのパイオニア――企業理念は 医療の倫理と企業の論理の融合――現在の取り組みを 「歯科・医科・介護のワンストップサービス」の提供。各専門職が情報を共有し、統一した方針の下、治療から健康管理までを行う体制の構築。歯科技工分野では「機械化・新素材活用・海外展開」を促進。ジルコニアの加工が可能なCAD/CAMを導入し、日本人歯科技工士の「匠の技」をMade in Japanブランドとして輸出――今後の展望など 先述した2つの取り組みを新しい柱として成長させ、患者さんひいては地域社会に貢献し、医療や介護という切り口で日本経済のグローバル展開へ貢献していきたいQ&Aでわかる「こんな時どうする?!」dentalofficeデキるスタッフはココが違う!デキるスタッフはココが違う!デキるスタッフはココが違う!回答者 回答者 田上 めぐみ株式会社ヒンメル代表取締役社長。1989年から11年半、一般歯科にて歯科衛生士業務、受付業務、後進の指導に携わる。2001年から開業専門フリーランスとなり、スタッフ教育・マネジメントを行う。現在は、現場重視をモットーに、コンサルタントとして全国のクライアント先で活動する。連載第32回受付編5田上先生の著書好評発売中定価:2,100円(本体2,000円・税5%)イラスト 平井淑恵イラスト 平井淑恵イラスト toshi受付業務ができるスタッフは私1人のため、基本業務以外の仕事が入ると、仕事の優先順位が分からなくなりパニックになってしまいます……。あせらず、的確に業務ができるようになるにはどうすれば良いのでしょうか?QAパニックにならないコツとポイントは、仕事のルール化です。 患者さんの会計途中に電話が鳴ったり、書留郵便が届いたりといったイレギュラーな仕事が入ると、だれしも受付業務を完了させるまで処理の焦りから手順ミスを引き起こすことがあります。受付業務では、基本業務以外に仕事の優先順位を機転よく組み替え、処理する能力が必要です。 そこで、まずはシーンごとに待たせるグループを規格化します。①患者さんを待たせても応対するグループ②患者さんへの業務を優先するグループ③他のスタッフに対応していただくグループ――などです。それぞれのシーンを規格化した後は、患者さん以外の方(運送業者、歯科ディーラー、歯科関係者、先生の知人など)をグループ化します。 すべてのシーンにおいて、「だれに対して何分待たすのか」といった仕事の仕組みをつくるのではなく、予定外の業務が舞い込んだ場合、どのような対処を行うのかを頭の片隅に置き、おおよそ想定されるパターンをあらかじめ決めておけば、パニックにはならないでしょう。 また、多くの歯科医院でルール化されているような「電話の呼び出しは3回までにとる」と決めておけば、3回以上鳴った場合でも、仕事の優先順位の低い(手が空いている)スタッフが電話を取ることが多くなり、電話応対のスキルもアップします。 このように仕事をルール化することによって、仕事も煩雑にならず不意の対処もスムーズに行えるようになります。画一的な業務ができない問題点の多くは、仕事のルール化がされていない場合が多いと考えます。基本ルールを守れば処理能力の差が著明に表れます。仕事をていねいに行っていれば突発的なケースでもスピードアップが可能になり、仕事の優先順位が見えてきます。 最後に、あらゆるシーンにいえることですが、仕事の旬(今やるべき仕事)をキャッチする感覚を養う実務者の訓練と意識改革が求められます。

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