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会議センター3F |
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- 清水宏康
- 東京都開業
[PROFILE]
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1995年 福岡県立九州歯科大学卒業
1998年 東京都にて開業
2005~2008年 タフツ大学歯周病科大学院
2008年 アメリカ歯周病学会認定専門医取得
2009年 アメリカ歯周病学ボード認定医(Diplomate of Periodontology)取得
2012年 東京都にて移転開業
予後判定に基づいた重度歯周炎の治療計画
[講演内容]
重度の歯周炎に罹患した患者と対峙したときに、臨床家として歯科医師はさまざまな選択そして決断に迫られる。診断は侵襲性なのか慢性なのか、内包する間接的な病因は何か、治療を遂行するにあたりこの歯は抜歯すべきかそれとも保存が可能か。そしてそもそも患者の希望は何か等々。
一口に重度歯周炎の診断そして治療計画作成といっても、診査からはじまる作成過程で考慮すべき点は無数にある。それらを総合的に捉えて、患者の希望に即し、術者が実現可能であり、そして自然科学の現象として普遍的な事実(科学的根拠)として治療後の予知性が高い治療を立案する必要がある。
そのためには、無数に存在する因子を客観的に整理し考察した後に、主観的に個々の歯の予後判定を行うことが重要である。
本プレゼンテーションを通じて、重度の歯周病患者を治療するにあたり、実践的で効果的な治療計画を策定するプロセスに関して論議する予定である。