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会議センター5F |
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- 渥美克幸
- 埼玉県開業
[PROFILE]
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2002年 長崎大学歯学部歯学科卒業
2002年 (医社)歯友会赤羽歯科入社
2010年 同退社
2010年 デンタルクリニックK(埼玉県川口市) 開設
JIADSエンドコース常任講師
GPは歯内療法とどのように向き合うべきなのか
[講演内容]
私は、いわゆる専門医ではなくGPとして開業している。そのため、日々の臨床で行う処置は多分野に及ぶ。俗にいう包括的治療を行う機会も多いため、習得すべき知識や技術は膨大であるが、さまざまな分野のことを考慮しつつバランスを取って治療計画を立案、実行できることに醍醐味を感じている。
通常、包括的治療において歯内療法は先行して行われることが多いが、そこで得られる残存健全歯質量や根尖歯周組織の状態などの情報を、私は治療計画における「羅針盤」と捉えている。なぜなら、これらが当該歯をどのように治療計画に組み込んでいくのか判断する大切な指標となるためである。これらの情報をふまえつつ、ペリオや補綴も含め総合的に対応していくことが大切だと考えている。
本講演においては、JIADSエンドコースでお伝えさせていただいているコンセプト、また包括的治療における歯内療法の重要性などについてお話しさせていただきたい。