講演内容 Abstract
GPには総合診療医としての一面がある。歯科総合診療を行うには幅広い治療分野の統合が必要であるが、その治療の組み立ては複雑化し、われわれを迷わせることが多いのも事実である。これを解決するには、顎関節を主たる基準として、各分野の治療戦略を総合的に統括し、口腔機能の維持・安定を図り、さらには全身の健康維持へと繋げていくという治療のイメージが重要だと私は考えている。
今回は、当院で日々行っている歯科総合診療と、その新たな可能性についてお伝えしたい。
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- the Quintessence 2015年6月号