デンタルアドクロニクル 2018
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67CROSS TALK Part 1Shaping the Future of Esthetics山﨑 今でもそのデモテープみたいなものを持っていると思うのですけれども(笑)。ですから、確かに楽器の演奏に歯がないとダメということは分かります。有川 歯が人生を左右してしまうわけですね。山﨑 それにしても平原さんは本当に音楽一家なのだね。平原 そうですね。英才教育をされたというわけではなかったのですけれど、音楽一家ですね。 ですから、音楽をやっていくうえで歯が大切だという話は子どもの頃から聞かされていました。その影響もあるのかもしれませんが、率先して歯磨きをする子どもで、どんなに眠くても寝る前には絶対に歯を磨いていましたね。ですから今まで虫歯になったこともなくて、歯医者さんにもあまりお世話になったことがないのですよ。山﨑 私たちがいなくてもいいわけですね(笑)。有川 それはちょっと困りますね(笑)。ですが、虫歯などがなくても、定期的に歯科医院を受診して検診とクリーニングはしたほうが良いですよね。山﨑 それは行ったほうが良いですね。平原 はい。私も歯科医院で歯を診てもらったりすることもあるので、そのときに歯をきれいにしてもらったり、あと「フロスは大切だよ」と教えてもらったりしました。山﨑 フロスを使うというのはすごく良いと思いますよ。虫歯の原発部位となるのは歯と歯の間が多いので、そこにフロスを使うというのはすごく大事だよね。 ですが、自分では絶対に磨けないところもありますからね。そういうところは歯科医院のプロフェッショナルトゥースクリーニングでコントロールしたほうが良いと思います。平原さんはまだお若いけど、加齢してから歯周病が進行するケースも多いので、今からそういう習慣を付けておくのは大事なことだと思いますよね。プロポリスの抗菌作用を応用した歯磨き粉平原 せっかくの機会ですので、ひとつお聞きしたいことがあるのですが大丈夫でしょうか?有川 もちろんです。平原 歯磨き粉についてなのですが、一時期、オーガニックの歯磨き粉が良いというお話を聞いて使っていた時期もあるのですが、オーガニックの歯磨き粉を使っていると段々と歯が黄色くなってくるのですね。でも、かといって研磨材が強すぎると、白くはなるけれども歯が減ってしまう。歯磨き粉は何を使うのが良いのでしょうか?有川 山﨑先生から何かアドバイスはありますか?山﨑 実は私は以前、歯磨き粉の開発に携わっていたことがあるのですよ。それはプロポリスという蜜蜂の巣から抽出した非常に抗菌作用が強い成分を使用しているものなのですね。平原 プロポリスというのは喉にもすごく良いですよね。昔からずっと、何Shaping the Future of Esthetics

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