デンタルアドクロニクル 2018
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JAID特集  JAID特集  JAIDの国内での活動について JAIDでは2016~2017年度も多くの方々に支えられ、海外・国内においてさまざまな活動が精力的に行われました。 国内では、卒後研修を通じて歯科臨床技能を高めるため、海外講師を招いた学術大会、英語論文抄読会、訪問歯科 衛生士コースなどを開催しました。その活動の一部を紹介させていただきます。JAID総会・学術大会 2017年11月5日にJAIDの総会・学術大会が開催されました。午前はオーストラリアからAlex Fibishenko先生を招き、All-on-4治療について講演をしていただきました。 午後は寺本昌司先生、長谷川嘉昭先生にも講演頂き、日々の治療に直結する内容で盛りだくさんとなりました。また、別会場では、歯科衛生士部門も開催され、上間京子先生に講演頂きました。JAID認定 訪問歯科衛生士コース 2016年からの新たな取り組みとして開始された訪問歯科衛生士コースも2期目を迎えました。高齢者や障害をもっている方のお口の健康を守るため、訪問歯科衛生士を育成することを目的としています。口腔ケアをメインとして摂食、嚥下、訪問介護、救護蘇生など全身のトータル管理を学べるコースプログラムです。 今期は、日大松戸歯学部より山口秀紀先生を講師として招き「全身管理と救護処置」の講義を行っていただきました。 超高齢社会における歯科の役割が重要となってきている昨今、JAIDではより専門的な知識をもったスタッフの育成にも取り組んでいます。 (JAID副会長 村松弘康)ー2017年度JAID総会・学術大会ーーJAID認定 訪問歯科衛生士コースーー英語論文抄読会ー92

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