デンタルアドクロニクル 2019
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138        ヒューフレディ・ジャパン合同会社には外科器具の精密さ扱いやすさというのは最重要視します。手術が長時間になる場合など、ストレスの有無というのは大きな違いになりますよね。そういったとき、ヒューフレディの器具というのは素晴らしいものだと思います。歯肉の診査におけるバイオタイププローブの活用ロバート まずは「バイオタイププローブ」ですが、どうしてこれを使うことが重要なのでしょうか?中田 このバイオタイププローブは画期的な発明だと思います。歯肉の厚みを測り、歯肉のバイオタイプを京都府開業1983年 大阪大学歯学部附属歯科技工士学校卒業1992年 大阪大学歯学部卒業1997年 きばやし歯科医院開設2003年 大阪大学大学院歯学研究科修了ロバート・バウマン(Robert Bouwman)木林博之(Hiroyuki Kibayashi)ヒューフレディ・ジャパン合同会社 代表ヒューフレディ社アジア太平洋地域のディレクターとして日本をはじめ、韓国・台湾等における市場認知度の拡大・パートナー企業との関係構築・事業拡大等に従事。図1 中田氏、木林氏、ロバート氏の鼎談。図2 バイオタイププローブ。先端の色が白、緑、青に分かれている。(参考文献2より引用)12Hu-Friedy社の妥協のない外科器具ロバート さっそく本題ですが、良い治療をするために、どのようなインスツルメントを使うのがおすすめでしょうか?中田 歯周外科治療におけるハンドリングは近年、より微細で繊細なものを私たちに要求してくるようになりました。その技術は非常に重要で、なおかつ難しいものです。そういった繊細なものを扱っていくうえでは、「弘法筆を選ぶ」のだと私は思います。素晴らしいインスツルメントを使うことで初めて素晴らしい結果を出せますし、そうでないと術中のちょっとした指先のストレスが悪い結果を招く。それくらい繊細なものです。 そんななか、私たちが選定したこのヒューフレディ社の歯周外科キットは、本当に使いやすいものばかりを選んでおり、信頼性が高いヒューフレディというブランドですので、安心して使えるものになっています。木林 たしかに、結果を求めようと思ったら「弘法は筆を選びます」よね。それは微妙な治療結果の違いかもしれませんが、それは僕らにとってはとても大切な違いになります。そのために、やはり精密で扱いやすい器具というのは必要不可欠です。 私は補綴専門医ではありますが外科手術も日常的に行います。その際Hu-Friedyサージカルインスツルメント京都府開業1990年 九州歯科大学卒業1995年 医療法人社団洛歯会中田歯科クリニック開設2009年 医療法人社団洛歯会デンタルクリニックTAKANNA 開設中田光太郎(Kotaro Nakata)

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