デンタルアドクロニクル 2019
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対談 歯科における睡眠時無呼吸症の対応ローチできなかったところがデジタルテクノロジーによって視覚化されて、情報として提供され、より良い治療がサポートされるわけです(図10)。 その他として、やはりメーカーと臨床家がともに情報共有し、臨床現場の意見を製品開発に反映することで、患者さんはもちろん、歯科医療従事者が使いやすい製品が世の中で認められるわけです。それを実現できるデンツプライシロナ社であってほしいですね。馬場:すばらしい製品であっても活用できなければ意味がありませんが、私たち歯科医師は医療従事者として新た企業・大学・臨床が連携してエビデンスを蓄積することが必要。な医療技術についてはデータを集めて慎重に対応することも大切です。今後は山﨑先生がおっしゃられたように、企業・大学・臨床が連携してエビデンスを蓄積することが必要となるでしょう。今回のようなデジタル機器を使いこなすためには、睡眠医学領域の知識を得ることも必要になりますので、関連領域の学会に参加するなど、日々アップデートしていくことが求められますね。――本日はご協力ありがとうございました。75

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