デンタルアドクロニクル 2020
140/172

丸橋:ロイテリ菌もそうですが、歯科業界より実は一般の人の方が良い製品についての知識が深い場合がありますよね。学会などで“眉唾もの”と言われるものでも、自分で使ってみてどういうものかを素直に受け入れることはすごく大事なことだと思います。浅野:とても大切な視点ですね。オーラルケアの重要性が一般メディアに取り上げられるようになり、意識の高い方は予防の大切さをよく認識してご自分のQOLに合わせた情報を集めています。 たとえば、当社の水だけで磨ける歯ブラシMISOKA PROもまずは一般の方からの反響が大きく、後に大阪大学の研究でフッ素の約2倍の再石灰効果があるというエビデンスが揃って、ようやく歯科業界でも話題に上るようになりました。丸橋:時代の流れがやっと御社に追いついてきたんですね。先駆者すぎて大変だったんじゃないですか? 確かにMISOKA PROで歯を磨くと水だけなのに本当に歯がツルツルになります。浅野:ディズニーランドの清掃は「赤ちゃんがハイハイできるか」を基準にしていて、非常にわかりやすいのですが、MISOKA PRO⦆も同じ考え方です。MISOKA PRO⦆を使うと、磨けている箇所はツルツル、磨き残しはザラザラと、ご自身の舌触りで実感できるので誰にでもわかりやすい。丸橋:まさに患者さんの主体的を引き出す歯ブラシと言えますね。浅野:丸橋先生には、昨年の11月、ロイテリ菌を配合したリキッドタイプのチャイルドヘルスベビーを使用したレシピ本をご執筆いただきました。食べることが健康や美容につながるという考え方が、あまりにも素晴らしくて、自分でも料理してみたいと思える本です。よく思いつきましたね。丸橋:きっかけとして、毎日コンビニとか外食で食事を済まされる方が多いと思うんです。その食品の産地や調理法だとかのバックグランドが見えない食事が現代では増えています。1日1食でもよいので、少しの工夫で作れる食事。そしてそれが健康や美容につながる1品として、読者に提案することを目標に執筆しました。歯科医院の待合室には、書籍や雑誌などいろいろな本が置かれていると思うんです。その中の1冊として、美容や歯科に対しての意識を高めるきっかけとしてぜひ使っていただきたい本です。図1 東京デンタルショー2019でロイテリ菌について講演する丸橋理沙氏。図2 ギフトボックスをイメージした株式会社ADI.Gの展示ブース(東京デンタルショー2019)。誌面の商品についてのお問い合わせはこちら食べることと健康を融合したレシピ本患者の主体性を引き出す歯ブラシ「MISOKA PRO」138

元のページ  ../index.html#140

このブックを見る