デンタルアドクロニクル 2020
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156日本占術協会名誉会長 浅野八郎 が占う2020年の大予言攻めるより 守りをしっかりとした、 基礎を大事にする年■2020年はどうなる 2020年は、ヨーロッパ式のカバラ占星術では運命数「4」の年にあたり、混乱や激動が起こりやすい不安定な年。これまでのトラブルや悩み事を解決させるために方向づけをしたり、平和に向かっているように見えて油断がならない年でもあります。また、前の年に蒔かれたトラブルの種が芽を出すことが多く、発展しそうになると別の障害が生まれてくることがあるでしょう。 十二支では「子年」。ねずみ年の「子」という文字は、もともと子どもの頭と手足の形をあらわしています。あらゆるものが原点に戻って、子どもの頭のように素朴にものを考え、子どもの手足のようにのびのびと活発に動き回ることが、この年の意味でもあります。 新しい組織的な動きが活発になるという面もありますが、なかなか思い通りにいかないことが多いといった年になりそうです。■政治 リーダーの判断ミスが起きやすい年。ちょっとしたミスや失言で取り返しのつかない国際的なトラブルに巻き込まれることにもなりかねませんが、それがきっかけで、この年を境に新しいタイプの政治家が登場し、注目されるような発言をしたり、活躍をしはじめることがありそうです。 ただ、この年は新しい動きがあるというよりも、新しい政治が基礎を作る期間に当たっている年で、実際には新しい改革に期待できません。■経済 運命数「4」の年に一番心配なのが経済の動きです。過去の同じリズムの年には、倒産が相次いだり、失業者が増えました。1929年に始まった世界恐慌が本格的に日本に不況をもたらした1930年、前年に上昇したように見えた日本経済が停滞して「なべ底不況」といわれたのが1957年、「リストラ」という言葉

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