日本占術協会名誉会長 浅野八郎が占う2020年の大予言——攻めるより守りをしっかりとした、基礎を大事にする年157浅野 八郎（あさの・はちろう）心理研究家・日本占術協会名誉会長・国際予想科学協会会長。『手相術』『手相診断』『浅野八郎の占い心理学大全』『カバラ数秘術 ユダヤ最高の占術でわかるあなたの運命』など、著書400冊。多くのベストセラーを生む。携帯サイト『縁結びの神様』、PCサイト『聖ユダヤ教3・7・12の暗号』など、多数監修。が流行ったのは1993年。いずれも同じ運命数「４」の年です。 実感のない好景気のマイナス面がさらに深刻になり、大手企業や金融機関が行き詰まったり、倒産が続いたり、経済政策のミスが経済下降に拍車をかけるようなことがあるかもしれません。ただ、今まで不調が続いた企業の中には、この年を境に活気を取り戻したり、下降傾向にあった企業が、おそろしいほどの大発展を見せることも。伸びる会社もあれば下降する会社もあり、その差が極端すぎて混乱が起こることがありそうです。こんなときは、トップの行動力、アイデアと気力が、ダイレクトに影響しやすいでしょう。トップのちょっとした判断ミスや迷いが、業績を大きく左右することもあります。 また、情報の取り扱い方にも注意が必要といえます。情報漏えいがあったり、情報を読み違えて、予想もしないようなトラブルが起こる危険性があります。逆に、情報をうまく活用できた人が、大きな成功を収める可能性もあるでしょう。ビッグデータの活用がますます重要になることも。 また、運命数「４」の年には、労働関係のトラブルが増える傾向にあります。今までの制度のひずみが、新しい問題を引き起こして、経済活動に暗い影を落とすことがあるかもしれません。■社会 運命数「４」は、精神と身体の調和を意味し、金や物より精神的なものの重要さを誰もが感じはじめる年に。心の問題がこれまでよりいっそう重視されたり、精神的な喜びを求める人が多くなってきそう。 また、この年で一番用心したいのは、交通の事故。とくに航空機の事故。運命数「４」の1966年には、全日空機が東京湾に墜落したのを皮切りに、カナダ太平洋航空機、BOAC機、日本航空羽田空港、さらに全日空松山沖墜落事故と五連続で重大な事故が起きました。 もう一つ注意したいのは、「食品関係の事件」。運命数「４」である2002年は、牛肉偽装事件など信頼感を失わせる事件が多発しました。食品関係の不正事件など、口を通して起こる災いには、くれぐれも要注意。もう一度、食品の安全を再確認したり、自己防衛が必要になってきます。
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