デンタルアドクロニクル 2020
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71CROSS TALK 「これからの歯科医療の発展を支える世代に向けて」分野ではデジタルデンティストリーに向かうしか道がないのですよね。そうなると、これからはコンピューターが使えない歯科医師や歯科技工士は経営が成り立たないという可能性もでてきます。荒井 やはりさまざまなCADソフトを自由自在に使いこなせる歯科医師や歯科技工士が重宝されていきますよね。確かにCADソフト内のライブラリーから引用すれば咬合平面は作れますが、それを残存歯列の中で機能するように調整したり、マージンやカントゥアの調整をしたりというのはやはりセンスが必要だと考えています。ですから、今後はデジタルセンスのある歯科医師や歯科技工士がより活躍するような時代になっていくのではないでしょうか。これもデジタルデンティストリーにおける新たに必要なスキルと言えますよね。山﨑 そうですね。若い先生方にとってデジタルデンティストリーはどうしても避けては通れない道だということを理解していただいたうえで、そういった時代の中で、自分のオフィスはどのような形で対応していくのかということが今後は非常に大切になってくると思います。そういった話も10月に荒井先生、高垣先生とお話しできればと考えています。―本日はありがとうございました。期日:2020年10月17日(土)、18日(日)会場:パシフィコ横浜 ノース(2020年春開業)10月17日(土) 15:00~16:00山﨑長郎先生/荒井昌海先生/高垣智博先生によるディスカッション「これからの歯科医療の発展を支える世代に向けて」 World Young Dental Innovators' Meeting 2020内のクラレノリタケデンタル株式会社のコーポレートフォーラム(2Eホール)において、10月17日(土)の15:00から山﨑長郎先生/荒井昌海先生/高垣智博先生の3名の先生方に今回と同様のテーマでディスカッションをしていただきます。ぜひご参加ください。2Eホールコーポレートフォーラム「ノリタケ カタナ ジルコニア」 管理医療機器 歯科切削加工用セラミックス 医療機器認証番号 : 223AFBZX00185000製造販売元:クラレノリタケデンタル株式会社 〒959-2653 新潟県胎内市倉敷町2-28

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