6歯科界の活性化を目指す学術団体の2020年の挑戦巻頭特集1-1人生100年時代に“歯科”ができること2020Dr. Masahito Sumitomo住友雅人（すみとも・まさひと）日本歯科医学会会長。日本歯科大学名誉教授。2016年4月、（一社）日本歯科医学会連合理事長。2018年4月、（一社）日本歯科専門医機構理事長。日本歯科医学会の取り組み2040年問題に向けたロードマップ発出 私は、日本歯科医学会、（一社）日本歯科医学会連合、（一社）日本歯科専門医機構の1組織、2団体の代表としてそれぞれの立場で会務に取り組んでいますので、それらの取り組みをご紹介したいと思います（図1、2）。 2013年7月に日本歯科医学会会長に就任し、これまで日本歯科医学会の舞台で、口腔健康管理のもと、ライフステージに応じた口腔機能管理に関する事業を粛々と推進してきました。その成果は、平成30年度診療報酬改定においてライフステージにおける口腔機能管理として、2つの新病名「口腔機能発達不全症」と「口腔機能低下症」が導入され、公的保険のもとで国民は医療として利用できるようになりました。これは会長就任以来の大きな事業目標でした。2018年度で、これまで日本歯科医学会の重点研究委員会事業として、ほぼ6年かけて行ってきた子どもの食を育む歯科からのアプローチについては終了し、今後の展開はこれにかかわる分科会の事業として継続されていきます。2019年度からこの日本歯科医学会／日本歯科医学会連合／日本歯科専門医機構図1 日本歯科医学会の組織図（令和元年7月1日〜令和3年6月30日）。日本歯科医学会組織図学術大会コンプライアンス調査・普及委員会その他顕彰審議会利益相反委員会新歯科医療提供検討委員会歯科医療技術革新推進協議会研究倫理審査委員会歯科診療ガイドラインライブラリー協議会・ライブラリー収載部会重点研究委員会学会事務局臨時委員会専門・認定分科会資格審査委員会歯科医療協議会分科会代表者会議学術研究委員会学術講演委員会学会常任理事会英文雑誌編集委員会歯科学術用語委員会日本歯科医師会評議員会選挙管理会日本歯科医学会学会理事会常置委員会学会誌編集委員会日本歯科医学会組織図令和元年月日～令和年月日
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