デンタルアドクロニクル 2021
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26巻頭特集2-1  歯科界大注目企業〜focus on 誌上デンタルショー2021歯科界大注目企業〜focus on 誌上デンタルショー2021歯科臨床における信頼と安心をつなぐ 歯科臨床における信頼と安心をつなぐ 歯科用X線CT装置歯科用X線CT装置 AxeosAxeos アクセオスアクセオスCT装置選びのポイント「高画質」「安心・安全」Solaiman:歯科診療における日常の歯科用X線CT装置で、荒井先生が特に重要視されている点についてお聞かせください。またその点をふまえたうえで、当社が今回発売している「Axeos」は、先生方の歯科診療にどのような役割を果たすことができるでしょうか。荒井:歯科用X線CT装置を活用するうえで特に重要視している点は、まず高画質であることです。画像診断の結果によって治療計画や予後に影響を及ぼしますので、特に画質にはこだわりたい先生方は多いと思います。一般的な画像診断はパノラマ画像で行いますので、パノラマが高画質であることは歯科用X線CT装置を選択するうえで一番重要です。 今回発売されたAxeosには、とてもユニークな「Direct Conversion Sensor(DCS)センサー」とSharp Layer Technologyにより高画質な画像を生成してくれるようですので期待しています。Solaiman:歯科用X線CT装置を効果的に使用するために、被ばく線量によるリスクをできるだけ軽減する点が挙げられます。この点に関して荒井先生はいかがでしょうか。荒井:患者さんにとって安心・安全な歯科治療を提供するうえではとても大事なポイントですね。Axeosでは「低被ばくモード」という特別撮影モードが搭載されていて、パノラマ画像と同じ程度の被ばく量(3~28µSv)でCT撮影ができるので、患者さんの個々の状況に合わせた撮影が可能です。また、エンド治療用としてのサイズ(直径5cm×高さ5.5cm)から、顎関節と頭蓋底の両方を含む完全な歯列をカバーする大きなボリューム(直径17cm×高さ13cm)まで、状況にあった最小荒井昌海聞き手:Solaiman Haque氏(デンツプライシロナ社)荒井昌海 あらい・まさみ1999年、東京医科歯科大学歯学部卒業。2003年、エムズ歯科クリニック開院。2004年、医療法人社団翔舞会理事長。MID-G最高顧問。

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