デンタルアドクロニクル 2021
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64株式会社ゼロメディカル方が全然違うというのは本当に感じますね。 私のところは、システムの中にダイレクトに患者さんが予約をとれるようにしたところ、分院の院長と受付の2人から、予約が入らないくらいにパンパンになってしまっていて、「先生、いったん切ってもらえませんか?」という事態になりました。しかし、ゼロメディカルさんは「これは止めたらいけません」、「1か月先でも2か月先のアポイントでもよいし、絶対に生かして」と(笑)。それくらいの反応があった。安斉先生もこれから先びっくりすると思います。今後歯科医院経営の中で、どのようなホームページが必要となるのか?原 安斉先生も1、2年後にぶつかる壁もいろいろとあると思うんですね。その辺は思い切りゼロメディカルにぶつけてください。患者さんの増患だけでなく、採用などもホームページはものすごく大事ですし。安斉 確かに採用はいまどこの医院もすごく力を入れていると思いますが、よく聞くのが「よいドクターを探しているんだけど」、「歯科衛生士を探しているんだけど」ということです。うちも何人か歯科衛生士が見学に来たりするときに何を見てきたのかというと、やはりホームページなんですよね。何か「マイクロスコープがあるから」とか、ピンポイントのキーワードで結構見学に来る人が多いです。 ホームページが更新される前もマイクロスコープの写真があったので、それで来てくれたりはしました。ホームページが新しくなって、スタッフに「何か先生のドヤ顔が消えましたね」とか「見やすくなりました」といわれて(笑)、それで「好感度がよいので、もっと来るんじゃないの?」という話はされました。原 歯科衛生士が情報収集する媒体は、インスタ、Twitterになりつつあります。ホームページは色を塗りたくられた完成されたものという印象があって、本当の後ろの情報は何みたいなのはTwitterで知らせたりするそうです。インスタはイメージや写真なので、どういったものを出すかによりますが、共感を得られやすいのはインスタです。 ゼロメディカルグループは、菅さんの政権になって、副業が日本国内でより加速化しそうだということを考えています。コロナ禍の状況もあり、一般の歯科衛生士の給与を上げていくのはなかなか難しい。それで副業といっても何をやるのかというと、歯科の勉強にもっと生かせるような仕事で、ゼロメディカルグループが提供できるものとして、「ライティング」のサービスを考えています。いま先生が頑張っている治療の内容についての文章をつくることを副業という形で、われわれがたとえば買い取ったりする仕組みを使って、SNSで歯科衛生士の5,000人くらいのネットワークをつくろうと思っています。そこに向けて、今度、われわれのゼロメディカルとつながっている先生たちで、採用のコンテンツを出す。われわれがつくっているサイトなので、ポイントもちゃんと押さえていますし、自分がどういうところで働きたいかもマッチングしやすい。中田 その歯科衛生士が書いた記事をSNSのどこで使うんですか。原 ホームページでブログを書かな

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