デンタルアドクロニクル 2021
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MID-G特集2021 スタディグループ界のオールラウンダー MID-G74MID-G設立のきっかけ――まずはMID-Gの草創期についてお聞かせください。荒井:2009年に私がニューヨーク大学に留学した際の同期メンバーから、医院運営の相談を受ける機会が増えたことがきっかけです。最初は仲間内の小さな勉強会でしたが、そのうち参加人数も頻度も増えてきたので「もっと一般化して他の医院にも役立ててもらえないか」ということで組織化が始まりました。当時のメンバーは今では“0期”とも呼ばれ、そこには和田先生も参加していました。 0期は10名程度で、私の医院(エムズ歯科クリニック)で使っていたマニュアルを基に各院のマニュアルを作成してみて、コンテンツとして手応えがあったので翌年(2010年)に初めて「MID-G」という名前を付けて第1期コースをスタートさせました。当初は5万円で年3回のコースでした。受講生から出てくる質問に答えていくうちに、レギュラーコースやマニュアルコースが定着しました。現代表理事が目指すネクストMID-G――2代目の代表理事になられた和田先生は、MID-Gをどのような組織にしていきたいとお考えでしょうか?和田:私が荒井先生から代表理事を引き継いだときに考えていたのが、「MID-Gは大きな医院や分院展開をする医院のためだけでなく、どの規模の医院にも役立つことを広めたい」ということでした。というのも、結果的に受講されている先果的に受講されている先生の多くが、スタッフの人数が増えて分生の多くが、スタッフの人数が増えて分院展開する中でマネージメントが難しく院展開する中でマネージメントが難しくなってきたからMID-Gを受けるというなってきたからMID-Gを受けるというスタンスだったからです。一方、私は徳スタンスだったからです。一方、私は徳島県で開業するスタッフ数名の小さな医島県で開業するスタッフ数名の小さな医院の院長でした。新規開業でもなく事業院の院長でした。新規開業でもなく事業継承です。しかし、日本の歯科医院の多継承です。しかし、日本の歯科医院の多くは私のような規模感のクリニックでくは私のような規模感のクリニックです。大きな歯科医院は限られていますし、す。大きな歯科医院は限られていますし、小さな町の歯医者さんがコースを受講し小さな町の歯医者さんがコースを受講してもたくさんのメリットがあることを伝てもたくさんのメリットがあることを伝えたかったのです。えたかったのです。 理想的には「開業するなら、まず 理想的には「開業するなら、まずMID-Gのコースを受けよう」というスタMID-Gのコースを受けよう」というスタンダードになりたい。つまり、歯科界のンダードになりたい。つまり、歯科界のインフラとして役割を果たしたいのでインフラとして役割を果たしたいのです。す。一番効果的なのは開業前に受講いた一番効果的なのは開業前に受講いただくことだくことで、開業して医院ので、開業して医院の中がうまくいかなくなってから来られるより、よりスムーズにスタートアップができるようになると思います。開業前に仕組みを作ってしまうことがとても大切です。荒井:私の知り合いのドクターの話ですが、「医院にマニュアルがない」と伝えたらスタッフさんがすぐに辞めたと聞きました。学生もコンプライアンスについてよく知っていますし、もはや誤魔化せる時代ではありません。法定通りの雇用・条件を整え、また最低限の院内マニュアルをそろえたうえで開業しなくてはなりません。また、大規模な医院でもマニュアルが存在しないところはあります。今まではなんとかうまく回っていたかもしれませんが、これからの時代は厳しくなっていきます。自院で0からマニュアルを作り上げるのは大きな労力を要しますから、他の医院のマニュアルを参考にしてカスタマイズするのにMID-Gは大いに役立つと思います。 また、スタッフにとってもマニュアルがある方が働きやすいのは間違いありません。マニュアルがないと、どの先輩が言っていることが正しいのかわかりませんし、スタッフの成長も遅くなります。教育ツールとしてもマニュアルは不可欠です。そもそも就業規則がしっかりしていない医院で、患者さんに良い治療を提供できるはずがありません。 MID-Gには【学術・教育・経営】と3つの柱がありますが、これらは三位一体のものです。たとえば新しい口腔内スキャナに興味があったとしても、経営がうまくいっていなかったら購入資金も捻出できません。ですから、【学術・教育・経営】の3つをパッケージにしてバランスよく学ぶことが重要なのです。MID-G 代表理事 和田匡史×最高顧問 荒井昌海 インタビュー医院を変化させる時に活用したい【学術・教育・経営】を網羅した充実のMID-Gコース荒井昌海荒井昌海(Masami Arai)(Masami Arai)東京都・神奈川県開業:東京都・神奈川県開業:エムズ歯科クリニックエムズ歯科クリニックMID-G最高顧問MID-G最高顧問

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