デンタルアドクロニクル 2021
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75MID-Gのコースを受けることで起こる変化――MID-Gのコースを受講することで、具体的にどのようなメリットが期待できますか?和田:私が父から実家の歯科医院の経営私が父から実家の歯科医院の経営を引き継いだ時、就業規則や労働基準法を引き継いだ時、就業規則や労働基準法もしっかりと学ばないまま院長としてスもしっかりと学ばないまま院長としてスタートしました。大学で医療人としてのタートしました。大学で医療人としての教育は受けていても、組織のトップとし教育は受けていても、組織のトップとして歯科医院の運営を学ばないまま開業すて歯科医院の運営を学ばないまま開業する先生方は、実は多いと思います。る先生方は、実は多いと思います。 私はMID-Gを受講して、就業規則や 私はMID-Gを受講して、就業規則や教育のカリキュラム、業務マニュアルの教育のカリキュラム、業務マニュアルの作成、機材導入の選定やタイミング、さ作成、機材導入の選定やタイミング、さらには最先端の治療技術のアップデートらには最先端の治療技術のアップデートなどを体系的に学ぶことができました。などを体系的に学ぶことができました。このように、教育も経営も学術もバランこのように、教育も経営も学術もバランス良く学べることで医院が成長し、さらス良く学べることで医院が成長し、さらに教育や設備に再投資するという循環がに教育や設備に再投資するという循環が生まれました。教育やデジタルを含めた生まれました。教育やデジタルを含めた設備、学術セミナーに投資するというこ設備、学術セミナーに投資するということは勇気のいるものですが、MID-Gをとは勇気のいるものですが、MID-Gを受講してそれができるようになったこと受講してそれができるようになったことは大きな変化です。は大きな変化です。――MID-Gのコースは、特にどのような方に効果的なのでしょうか?和田:誤解を恐れずに言えば、お金の問題はどうにかなります。ただ、人の問題はお金では解決しません。安定した歯科医療を患者さんに提供するためには、まず自分たちが安定していることが求められます。そのために「この医院なら自分が成長できる」と感じてもらえるようなが成長できる」と感じてもらえるような院内環境を整える必要があります。そし院内環境を整える必要があります。そして、それはつまるところ人と教育の問題て、それはつまるところ人と教育の問題なのです。つまり、スタッフの教育に頭なのです。つまり、スタッフの教育に頭を悩ませている方に特に受講していただを悩ませている方に特に受講していただきたいと考えています。きたいと考えています。荒井:荒井:長い間自身の診療スタイルを変え長い間自身の診療スタイルを変えずにやってきて、特に不自由なく医院をずにやってきて、特に不自由なく医院を運営されている先生方も「CAD/CAMっ運営されている先生方も「CAD/CAMってどうなんだろう」、「マウスピース矯正てどうなんだろう」、「マウスピース矯正もやってみたい」とどこかで感じているもやってみたい」とどこかで感じているはずです。しかし、何か新しいことを始はずです。しかし、何か新しいことを始める時には学術的な知識と技術、信頼でめる時には学術的な知識と技術、信頼できるスタッフ、そして資金など大きなエきるスタッフ、そして資金など大きなエネルギーが必要になります。ですので、ネルギーが必要になります。ですので、何か医院を変化させたい時にMID-Gを何か医院を変化させたい時にMID-Gを活用してもらいたい活用してもらいたいですね。ですね。  われわれも発足から10年が経過し、受われわれも発足から10年が経過し、受講生も1,000名を超して全国で活躍され講生も1,000名を超して全国で活躍されています。MID-Gは経営に特化したスています。MID-Gは経営に特化したスタディグループのように見られがちですタディグループのように見られがちですが、実際はまったくそんなことはありまが、実際はまったくそんなことはありません。どんな臨床の悩みにも回答できるせん。どんな臨床の悩みにも回答できる学術を突き詰めているスーパー臨床家も学術を突き詰めているスーパー臨床家もいますし、お金の悩みには助成金を申請いますし、お金の悩みには助成金を申請する方法も丁寧に教えられるし、訴訟する方法も丁寧に教えられるし、訴訟の悩みには超優秀な弁護士さんも紹介の悩みには超優秀な弁護士さんも紹介できます。良い意味で裾野が広いのができます。良い意味で裾野が広いのがMID-Gの特長の1つです。MID-Gの特長の1つです。和田:中には「このコンテンツの受講料、中には「このコンテンツの受講料、こんなに安くていいの!?」と驚かれたここんなに安くていいの!?」と驚かれたこともあります(笑)。ボリューム満点の充ともあります(笑)。ボリューム満点の充実した内容なので、再受講される先生が実した内容なので、再受講される先生が多くいらっしゃいます。多くいらっしゃいます。2021年のMID-Gの展望――最後に、2021年のMID-Gの展開をお聞かせ下さい。和田:2020年はどなたに取っても経験したことのない1年となりましたが、そのような中でもMID-Gのメンバーの医院運営は比較的安定していたと思います。1つはすでに医院のコンプライアンスがしっかり構築されていたためだと考えます。患者さん、スタッフ、自身の家族を守るには確固たる仕組みがなくては実現できません。これからはコンプライアンスをしっかりと守れている医院が当たり前の時代になります。あとは、どのようにして人を惹きつけられる医院になるかにかかっていると思います。荒井:2021年からは新しくデジタルに特化した学術コースを始めます。また、状況が許せば秋を目途に10周年の総会を行う予定です。MID-Gにとってこの10年は成長と実績を残す期間だったので、これからはもっとわれわれの特色を生かして独自のメッセージを発信していきたいと考えています。つまり、歯科界はもっとデジタル化すべきですし、教育や経営面でもそうですが、特に臨床において一層のデジタル化を望めるはずです。歯科治療をもっとデジタル化できるようにメーカーさんとも協力して推進していこうと考えています。――和田先生、荒井先生、今日はどうもありがとうございました。「新規デジタル総合コース」、「マニュアル作成コース」、「レギュラーコース」それぞれの詳細は次頁から!和田匡史和田匡史(Masashi Wada)(Masashi Wada)徳島県開業:和田歯科医院徳島県開業:和田歯科医院MID-G代表理事MID-G代表理事

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