デンタルアドクロニクル 2021
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MID-G特集2021 スタディグループ界のオールラウンダー MID-G78栗林研治栗林研治(Kenji Kuribayashi)(Kenji Kuribayashi)千葉県開業:栗林歯科医院千葉県開業:栗林歯科医院MID-G理事(賛助会員/海外担当)MID-G理事(賛助会員/海外担当)【教育】6冊のマニュアルで院内教育を安定させるマニュアル作成コース医院とスタッフを「内部から」変えるコース 「見て学べ」、「聞いて学べ」の精神は、今の若いスタッフたちにはあまり響きません。たとえば、すべてのスタッフに同じ姿勢、同じ言葉で説明をしたつもりでも、そのときのタイミング、微妙な言い回しの違い、各々の解釈の違いなどにより、言いたいことがなかなかうまく伝わらず、伝達の難しさを感じた経験をお持ちの先生も多いのではないでしょうか。また、せっかく苦労して育てたスタッフが退職してしまい、新しいスタッフに1から教えなくてはならないなどの悩みもよく耳にします。 MID-Gでは、個々のスタッフの能力により仕事の質が左右されないためにも、それぞれのクリニックごとに院長先生の診療方針をしっかりと明記したマニュアル作成は必要不可欠だと考えています。「マニュアル作成コース」では、医院を「内部から」変えていくマニュアル作成のノウハウを、1年という短期間で習得し、実際に自分の医院のマニュアルを作成しながら学ぶことができます。お手本のマニュアルがあるから短期間でも習得しやすい 本コースではお申し込み後、作成のガイドラインとして当会の顧問である荒井昌海先生が経営するエムズ歯科クリニックで使われているマニュアルと同じものを配布します。マニュアルは、ドクター向け、助手向けなどの診療にかかわるところから、ベーシック(試用期間マニュアル)、レギュレーション(就業規則)などスタッフ全員が知っておかなければならないところまで、写真を織り交ぜながら、読み手にも読みやすく作成された内容のものです。1年かけて確実に院長先生の考えを形にした自院のマニュアルを完成させられることが、本コースの一番の魅力です。作成したマニュアルにもらえる評価と批評 マニュアル作成コースの最終回には、昨年のコースのマニュアルの中でも特に優秀だったマニュアルの紹介があり、理事からのアドバイスや批評がもらえます。コースの最後には、特に優秀だった医院のマニュアルは

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