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extraction versus conservation decision chart

【英語】:extraction versus conservation decision chart
【書籍】: インプラント症例ファイル2012
【ページ】:17

キーワード解説:

2009年にAvilaらが発表した、抜歯基準に関するチャート。以下に挙げる6段階およびそれぞれの中の小項目を基準として診断をし、項目ごとに赤(長期に予後不良)、黄(慎重に進める)、緑(予後良好)の判定をする。そして赤・黄が多い場合、抜歯を推奨すべきとしている。
・1st level:最初の評価(患者の要望/治療への期待/審美/ファイナンス/不平不満)
・2nd level:歯周疾患の重症度(PPD/動揺度/アブセス/歯周再治療/骨欠損状態)
・3rd level:根分岐部病変(分類/隣接面の骨レベル/根形態/根分割、治療費の問題)
・4th level:病因因子(歯石は存在するか/歯周外科が骨量を減少させるか?/歯周再治療/根接近/根管治療)
・5th level:修復因子(不良補綴物や破折はあるか?/歯冠歯根比/進行したカリエス/ポストコアーは必要か?)
・6th level:他の因子(喫煙/全身状態/BP製剤の使用/術者の技量)