講演内容 Abstract
ラボワークとは口腔模倣(色、形態の再現)が基本となるが、デンチャーテクニシャンにとっては本来、生体には存在しないもの(各コネクター、クラスプなど)の維持機構を立体化するセクションである。
さらにその各構成要素の設定においても、口腔内の情報をもとに適正なデザインを選択する必要がある。そのためにはパーシャルデンチャー製作、すなわち欠損補綴の目的を十分に理解して「なぜそのように対応するのか」を考える必要がある。
そこで、本講演では最重要となる「歯列弓の保全」にフォーカスし、臨床例からその重要性について述べてみたい。
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- QDT 2019年 1月号
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- QDT 2020年 2月号